HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ノハラツメクサ(野原爪草)

2017-03-18 | 春 白色系

その通りだった。
確かに多くは既に種子を零しているように感じた。
オオツメクサはまだ次々と咲き続けていた同じ日の午後、
まだまだ咲いていますよ…と言った風情で広がっていた。


私見だけれど、二ヶ所の比較で言えば
オオツメクサとしている方の花弁は大きく、萼片より長く見える。

茎、花柄の色合いは、生長度合いによるものだろう。
確かにここのノハラツメクサは赤褐色、オオツメクサは緑が目立つのだが。






生長の初めは、やはり葉は緑色をしている。















(2017.03.09 玉津町)

今年の早かったのだろうか、花は殆ど終わりかけている。
時折見つかる程度にしか咲いていない…
そう思い始めたのだけれど、オオツメクサは桜樹の下に広がっている。


























ノハラツメクサ(野原爪草)
 ナデシコ科オオツメクサ属 Spergula arvensis var. arvensis
「分類学上では、オオツメクサ(Spergula arvensis var. sativa)はノハラツメクサの変種となっている」
と記述してきたが、ノハラツメクサの学名もSpergula arvensis var. arvensisである。
一般的には両者ともう一種のオオツメクサモドキ(Spergula arvensis var. maxima)の三種を含めて
広義にはオオツメクサ(Spergula arvensis)として扱われることが多いと書かれている

(2017.03.09 玉津町)


オオツメクサの花弁は、萼片より少し長い。
全てのオオツメクサ、ノハラツメクサが同じかどうかは調べたことも無い。

  
【種子の小突起】 左のノハラツメクサにはあるが、右のオオツメクサには無い。
肉眼でも区別は出来るが、ここまで確認することも要らないかも知れない。
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  今年のオオツメクサ 今年のノハラツメクサ ウスベニツメクサ ツメクサ アライトツメクサ




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