その通りだった。
確かに多くは既に種子を零しているように感じた。
オオツメクサはまだ次々と咲き続けていた同じ日の午後、
まだまだ咲いていますよ…と言った風情で広がっていた。
私見だけれど、二ヶ所の比較で言えば
オオツメクサとしている方の花弁は大きく、萼片より長く見える。
茎、花柄の色合いは、生長度合いによるものだろう。
確かにここのノハラツメクサは赤褐色、オオツメクサは緑が目立つのだが。
生長の初めは、やはり葉は緑色をしている。
(2017.03.09 玉津町)
☆
今年の早かったのだろうか、花は殆ど終わりかけている。
時折見つかる程度にしか咲いていない…
そう思い始めたのだけれど、オオツメクサは桜樹の下に広がっている。
ノハラツメクサ(野原爪草) ナデシコ科オオツメクサ属 Spergula arvensis var. arvensis
「分類学上では、オオツメクサ(Spergula arvensis var. sativa)はノハラツメクサの変種となっている」
と記述してきたが、ノハラツメクサの学名もSpergula arvensis var. arvensisである。
一般的には両者ともう一種のオオツメクサモドキ(Spergula arvensis var. maxima)の三種を含めて
広義にはオオツメクサ(Spergula arvensis)として扱われることが多いと書かれている。
(2017.03.09 玉津町)
☆
オオツメクサの花弁は、萼片より少し長い。
全てのオオツメクサ、ノハラツメクサが同じかどうかは調べたことも無い。
【種子の小突起】 左のノハラツメクサにはあるが、右のオオツメクサには無い。
肉眼でも区別は出来るが、ここまで確認することも要らないかも知れない。
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