HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

モミジバフウ(紅葉葉楓 アメリカフウ)

2018-12-07 | 冬 樹木 果実・葉

ここで一番大きな果実を付ける樹。
隣のイチョウよりも大きく育っている。
この果実は葉が落ちきる頃には赤く色づく。


▲ 樹上の果実もやはり種子が零れるための孔が開いている。▼

▲ ところが、緑色(たぶん未熟な果実)にはまだ孔は開いていない。▼



▲ と言うことは、赤く色づいている果実は、未熟なまま樹上に残っているからだろう。▼

▲ ただ、果実の中に種子があるのかどうかは、落果を待たないと確認出来ない。▼





(2018.12.05 明石西公園)








(2018.12.01 明石西公園)




▲ まだ少しだけ葉が残っている。▼





▲ 全ての果実が赤味を帯びてくるわけではないようだ。▼







▲ 樹上では普通にはこの程度で、後は落果して茶色くなる。▼



▲ 一部の果実は樹上で緑色から赤味が増してくるものがある。▼













▲ 何本かここには植えられているのだけれど、この樹以外はみな緑から茶色になるだけ。▼









モミジバフウ(紅葉葉楓 アメリカフウ)
 フウ(マンサク)科フウ属 Liquidambar styraciflua
(2018.11.29 明石西公園)

5年前にこの樹の赤味を帯た果実についての推論を立てた。
その時の周囲の観察とほぼ同じような状態になっている。
違っているのは今年の秋は余り風が吹かないために葉が全て散ってはいないこと。
普通に緑から茶色になって落果するものは殆ど種子を零しており、その孔が開いている。
赤味を帯びた果実の方は、種子を零すための孔が開いていないものが多かった。
今年はまだ果実が落ちていないので確かめていない。
推測の概要は下記のページに記した。

モミジバフウ(アメリカフウ)4


▲ 中八木のフウ

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西公園のモミジバフウ 上が池のモミジバフウ 森林のモミジバフウ
モミジバフウ(アメリカフウ) 中八木のフウ(タイワンフウ)



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