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丸一年、この花を撮っていない。
一年経って、全く同じ場所で撮っている。
▲ ここでは赤と白が咲いている。だから白地に赤が混じりはじめたものも多い。▼
▲ 白地に赤が幾つもの混じり方をしている。
その混じり具合で、おしべの花糸、めしべの花柱の色が変化している。▼
▲ ここまで赤が混じると、花糸、花柱共に赤色に近い。▼
▲ オシロイバナには花弁は無い。先端が開いて花弁に見えるのは萼筒と呼ばれている合着した萼片。▲
萼筒の下の緑は苞、果実が完熟すると開いて、果実は零れ落ちる。
萼筒基部の子房を保護している部分が黒く硬化して種子を保護する。
▲ 完熟した果実は黒色、中に薄い種皮に包まれた種子、潰すと白粉。▼
(2021.10.21 樽屋町・栄町公園)
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夕方咲いて、朝早くには萎んでいる…のだけれど
時には昼頃まで開いているものも見つかる。
オシロイバナ(白粉花) オシロイバナ科オシロイバナ属 Mirabilis jalapa
(2021.10.28 松江)
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▲ 花筒は黄色、僅かに赤斑のオシロイバナ(白粉花) おしべは花筒と同色、めしべの花柱に赤が混じって橙色に近い。▲
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去年のオシロイバナ オシロイバナ(白粉花)
花筒の色と花糸の色・・・この関係がとても面白いですね。
来年はこのような所にも注目して、撮ってみたいと思いました。
「オシロイバナには花弁は無い。」
「花弁に見えるのは萼筒と呼ばれている合着した萼片。」
「萼筒の下の緑は苞…果実が完熟するまで包んでくれるのですね。
ありがとうございます。ノートに書き留めておきます。
理解の度を越えてしまうようなものがあれば自分の知識の範囲で覚えておくようにしています。
ですから、これが正しい…とは他の方に押しつけがましく説明はしないようにと思っています。
間違って覚えているものも多いので、確認出来たものだけで充分なのだと思いますね。
萼だ、苞だ等と細かい部分を解説し始めるとどこかで収拾がつかなくなりそうです。
花びらに見えても花びらでは無い、そんな植物が幾つもあるので
やはりおしべ、めしべ、花びら(花弁)、萼片、苞片の五つの要素だけは
確実に区別して覚えておきたいですね。