HAYASHI-NO-KO

唐松岳 不帰険 白馬方面

ウマノスズクサ(馬の鈴草)

2021-07-14 | 草 果実・種子

今年最初の麝香揚羽は太寺の畑。
翅の色が薄いから雌。
卵を産み付けに飛来したと感じたけれど、既に幼虫が孵化して這い回っていた。




(2021.07.06  太寺)




(2021.07.13  太寺)

太寺で確保?した幼虫はまだ蛹にはなりきれていない。
その麝香揚羽の幼虫の食欲を満たすために出掛けた河川の法面だけれど
委託を受けた業者が今日中に片付けないといけない…と
今年二度目の草刈りで全草無くなった。
たぶん多くの幼虫・中には蛹も一緒に無くなっただろう。






(2021.07.10  明石川)

食草は見事に無くなってしまったし、たぶん多くの幼虫も草刈りで消えた。

二度目の草刈りだから、次に蔓が伸びてくるとしても半月以上後の事だ。
それでも雑草畑の外で伸びていたウマノスズクサの何株かの葉を食べて
何とか蛹になったから、後10日ほどで羽化。
今年で4年目になる。


▲ 終齢、それでも蛹になる直前まで葉を囓っている。▼



▲ 何度かの経験則から、蛹になる直前は葉ではなく茎を囓り始める。▼



▲ 茎に糸をかけて、最終の脱皮をして蛹になる。▲

▲ 今日、蛹になったばかり。▼





▲ 現在、蛹が4、終齢幼虫6、卵3 ▼

ウマノスズクサ(馬の鈴草)ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属 Aristolochia debilis
(2021.07.10  林)


▲ 昔撮った、ジャコウアゲハの産卵現場。▲
--------------------------------------------------------------
この場所のウマノズクサ ジャコウアゲハの幼虫 ジャコウアゲハの羽化 ウマノスズクサ分解図
草刈りの後の広がり



コメントを投稿