寒いから閉鎖花、と言う事でも無さそうだ。
ホトケノザは春ほどでは無いにしても田んぼの日だまりで咲いているし
中には花を咲かせることのない閉鎖花も混じって育つ。
次の春を待つ幼苗もその周囲には続々と芽を出している。
▲ 開放花(花の咲く株)の蕾と、閉鎖花(花が開かない株)では
蕾の段階で区別するのが解りやすい。▼
▲ 閉鎖花の場合は、蕾の先が殆ど膨らむこと無くそのまま萼から落ちてしまう。▼
▲ 茎の上部の閉鎖花、途中の閉鎖花 ▼
▲ 閉鎖花も「花」を開くこと無く受粉して種子を作る。▼
▲ 茎の上部の葉は葉柄を持たず、茎を抱くような形で対生している。
下部では長い葉柄を持つのは日射しを得る為の知恵だろう。▼
ホトケノザ(仏の座) シソ科オドリコソウ属 Lamium amplexicaule
(2021.01.25 林崎町)
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▲ 去年やっと撮ったホトケノザのめしべ(左)と、ヒメオドリコソウのめしべ(右) ▲
▲ 種子に付いている「種沈・エライオソーム」 種子を運んでくれる蟻へのお礼。▲
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今年のホトケノザ ホトケノザのめしべ ヒメオドリコソウのめしべ 閉鎖花 冬 秋 春
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