HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ヤマハギ(山萩)

2017-09-19 | 秋 赤・桃色系

花は終わりかけている。
幾つかの果実も出来はじめている。
手入れされることなどない公園の萩。
歩道にまではみ出しているからだろう、
植えられた場所から動けないからあちこち枝が折られている。




▲ 典型的なヤマハギ、そう思っている。
花序枝も葉柄も長い。


▲ 年月が経った木は、枝垂れるモノも増えてくる。

▲ 新しい枝は上に広がるモノも多い。











▲ 長い花序枝、長い果柄を、敢えて探してみる。





▲ 花期の終わり、竜骨弁からしべがのぞく。

▲ 花期の終わり、竜骨弁からのぞくおしべ、合着している。



▲ 花後、めしべの花柱を残したまま果実の前段階。



ヤマハギ(山萩)
マメ科ハギ属
Lespedeza bicolor 
(2017.09.18 明石西公園)

【萩の特徴について 葉、花序などの抜粋】
ヤマハギ 頂小葉は大きく、葉全体も大型萼裂片の先は尖るが萼筒よりは短い。
ツクシハギ ヤマハギより葉は厚く、葉先は少し凹む。萼裂片の先は鈍頭。
ミヤギノハギ 小葉は先端が尖り、他に比べて細長い印象。萼裂片は先端が長く伸び萼筒よりも長い。
マルバハギ 花序は葉より短いので花も葉も枝に密着する感じ。
葉の先端は普通凹み、丸い。

-------------------------------------------------------------
ヤマハギ「江戸絞り」 キハギ ミヤギノハギ 二年前の果実



コメントを投稿