薔薇園のエノキグサ。
幾つかの雑草は一部刈り取られている。
その刈り取られた空白部分を埋めるようにエノキグサが広がり始めている。
雑草はいつもそのように広がる。
▲ 穂状に伸びている雄花序からおしべの付いた花が下にある編笠状の葉(苞葉)に零れ落ちる。
零れ落ちた雄花の花粉が雌花の柱頭に付着…。効率の良い動き。▼
▲ 雌花は数個集まって編笠(苞葉)の中に咲く。髭状の部分がめしべの柱頭。▼
▲ 雄花序には幾つもの雄花、白い部分が花粉。花粉が出始めると雄花は花序から花柄ごと零れ落ちる。▼
▲ 零れ落ちた雄花が一つ。▼
(2020.07.21 明石公園)
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▲ 雄花穂の先端にはめしべ?? ▼
エノキグサ(榎草) トウダイグサ科エノキグサ属 Acalypha australis
(2020.07.30 松江)
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▲ 去年のエノキグサ 花期の終盤にはこのようなエノキグサの花序をよく見る。
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エノキグサ
それがこんなに面白い形をしているとは!
探してみます。
草がひろがりはじめると撮っています。
まぁ何の変哲も無い草、普通には見ていてもこれがエノキグサ…などと見ることはないでしょうね。
効率よく受粉出来るのでしょうか、一度広がると周囲に新しい株が増えているので
見つけるのは簡単だと思います。