キリシマツツジとサタツツジの交配種
江戸時代に久留米藩士が改良、と解説。
サツキに似て花は小型。
おしべは5~10本、クルメツツジ??、以前見た白い久留米躑躅も特定は出来ていない。
サツキもツツジ。
モミジもカエデ。
だから、細かな幾つもの名前がつけられていると混乱してしまう。
▲ 時折花冠が二重になったものも混じっている。萼の変化したものだと聞く。▼
(2021.04.15 林)
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▲ この花も花冠は二重になっている。萼片は見えない。▼
▲ おしべ5本 ▼
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▲ おしべ5本、10本が混在。▼
▲ 同じ場所のツツジ、花柄に小さな萼片。▲
ツツジ・クルメツツジ(久留米躑躅)Rhododendoron obtusum cv.
(2021.04.21 須磨離宮公園)
【蛇足】
漢字の「躑躅」は漢名で「行っては止まる」という意味があり
見る人の足を引き止めることからと言う解説もある。
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サツキ ヒラドツツジ クルメツツジ(久留米躑躅) ヒラドツツジ サツキ
動物の食害から免れるので山では広がり放題だし
奈良公園でも鹿が食べないのでかなりの広がりです。
同じようにレンゲツツジにも有毒成分があるので動物の食害には遭うことが無いので広がるのでしょうね。
山では花散歩などと優雅なことは出来ないのですが
お好きな方とはやはりご一緒することはあります。
歩くことには専念できないので距離は稼げませんけれど
それぞれの楽しみ方で過ごせば良いのでは…と思います。
躑躅と言う漢字をやっと憶えたのですが
有毒なレンゲツツジに当てられた文字・・・そうなのですね。
有毒なツツジがあることすら知りませんでした。
林の子さんの説明を聞きながらの山歩きなのですね。
きっと楽しい山歩きだったのではと想像します。
高山で見るお花は格別なのでしょうね。
でもあっちで止まりこっちで止まり大変なことになりそう~~~。
やっぱりそんな時は色々見ること、そしてお話に耳を傾けるのがより楽しくなるのでしょうね。
その折に、ツツジの話をしたこと、ツツジを日本では漢字で「躑躅」と書くのだけれど
実は有毒なツツジ、レンゲツツジに当てられた文字だと言う話をしたことを思い出しました。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/f5f7161b416c6f2dbe002139bde3e9ae
山歩きでは無く、花の説明をする目的だったのでのんびりしたものでしたが
やはり花画像撮りながらの山歩きは二兎を追えないものだと感じたものでした。
それ以来、大勢で歩くときにはカメラは余り使わなくなりました。
躑躅・・・行っては止まる・・・
今回、躑躅を見ながらカメラを向けてまさにそのとおりでした。
時には戻ったりしながらとてもたのしかったです。
この難しい漢字を憶えることができました。
本当に足を引き止められました。
素敵なお話をありがとうございました。・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・