果実はまだ緑。
葉が何処かしら病気?と感じるほどに黒茶色の斑点が広がって見える。
調べると、葉裏に出来る「毛叢」が、葉表にまで写り込んでいる。
毛叢は、もうそう、叢はくさむらの意味だから、葉裏に生じる毛をくさむらに見立てた。
英語だと「trichome」、葉裏を返すと確かに三角形の茶色~褐色の毛叢が見えた。
▲ 果実も葉表も緑…と思いながら撮っていたところ、葉裏が見えて奇妙な茶色が気になった。▼
▲ どう見ても葉の病気とも思えなかった。▼
サンシュユ(山茱萸) ミズキ科ミズキ属 Cornus officinalis
(2021.07.27 明石公園)
☆
▲ サンシュユ 葉が出始めた頃 ▲
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公園のサンシュユ2021 公園のサンシュユ2020 去年暮れに撮った果実と冬芽
森林のサンシュユ サンシュユ 秋の葉と冬芽 蕾の頃・冬芽 今年のサンシュユ 花が散った後
まだ見たことのないサンシュユばかりです。
緑の果実も、葉裏の茶色っぽいものも、葉が出はじめた頃も・・・
今年は、見られると良いのですが、楽しみにしたいと思います。
「へえぇ~こんなに…」と感動?出来るのでしょうが
観察には不向きです。
一つの花をじっくり見た後、わあぁ~と感動するのも目の保養になるかも知れませんね。
咲いている場所を知っている強みは、自分のペースで中身をじっくり見ていられるものだと思います。
混雑する人ごみではじっくり見ていることは無理ですからね。