![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/88/6936ceb1a0f65468e6e87965148ce562.jpg)
サンシュユと呼ぶより、やはり春黄金花ですねぇ~。
そう言われて、なるほど…と思ったのは一度きり。
鎌倉の古刹で盆栽仕立てのサンシュユを見たときだった。
確かに窮屈そうに捩曲げられた枝いっぱいの花が咲いていた。
普通に育つサンシュユは捩曲げられること無く天に向かって奔放に枝を伸ばす。
だから春黄金花のイメージなど無い。
名前だけが一人歩きしているのは日本人が幾つもの別名をつけたがるからだ。
確かに山茱萸と書くと、花の盛りでは無くて果実の頃のイメージ。
だからへそ曲がりは、秋の果実から秋珊瑚だと言う。
▲ 樹は剪定されないと天に向かって伸び上がる。▼
▲ 径数センチの散形花序 30個近くの小花が詰まっている。▼
▲ 黄色の花はやはり青空に映える。▼
▲ 小花の花弁は4枚で平開、すぐに垂れる。▼
▲ おしべ4、めしべ1、花盤には蜜が出る。▼
▲ 蕾いっぱいに詰まっていた小花は、花柄を精一杯伸ばして次々と咲く。▼
▲ おしべは4個だが、時折6個の花も見つかる。▼
サンシュユ(山茱萸) ミズキ科ミズキ属 Cornus officinalis
(2019.03.08 鳥羽)
☆
▲ 冬芽 大きいのが花芽、小さいのは葉芽
▲ 花後の姿 萼片が残り、果実予備軍が長い果柄の先にできあがっている。
▲ 去年の果実 これが秋珊瑚と呼ばれる姿
--------------------------------------------------------------
蕾の頃・冬芽 今年のサンシュユ 花が散った後 森林のサンシュユ・果実 藤沢のサンシュユ 京都
精いっぱいに咲くサンシュユの黄色のお花・・・
本当に…青空に良く似合いますね。
花盤には蜜がでるのですね。
そう言えばツマグロキンバエらしき虫がきていました。
雄しべが6個の花もあるのですね。
素敵ですね(^_-)-☆
こんなの探せたらラッキーです。
なんか良いことがありそうです。
たくさんの花が咲くと、どうしてもたくさん咲いていることが分かるように撮るのですが
たまには撮るのを止して、花や木だけ見ていると
どこかしら違ったものが見つかることがありますね。
カメラの範囲だけだと狭くてものがしてしまうものも
人間の目で見ることはたまには大事だと思います。
気がついてからでもカメラで撮るのは遅くは無いでしょうから。