Water cannaと呼ばれているように
沼沢地や湿地に生える抽水植物と解説されている。
ただ、ここは水辺では無く普通のカンナも咲く。
普通に見るカンナよりも原種系のダンドクに近い。
▲ 花弁状に見えるのは、おしべの変化したもの。幅広3枚、狭いのが2枚計5枚ある。
細く狭い2枚は先端がカールしているように見える。
長く尖って見えるのが花びらで、その基部に子房が控える。▼
(2021.06.15 明石公園)
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(2021.06.20 明石公園)
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▲ 尖って見えるのが花弁、その基部に少し膨らんでいるのが子房部分。▼
▲ 目立つのは花弁化したおしべ、葯は持たない。
早く咲いた花は、果実をつけはじめている。▼
(2021.07.13 明石公園)
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果実が大きく膨らみはじめている。
(2021.07.23 明石公園)
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(2021.08.25 明石公園)
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夏を越した花、特徴のある果実が膨らんでいる。
▲ カンナの果実、外側は硬い。一つだけ不稔?、果実(子房)部分の上に残るのは花弁だろう。▲
カンナ・グラウカ(Canna glauca)カンナ科カンナ属 Canna x generalis
クズウコン科ミズカンナ属のミズカンナ(水かんな/Thalia dealbat)もウオーターカンナと呼ばれている。
(2021.10.19 明石公園)
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▲ ㊧ボタニカル・アートのカンナ・グラウカ ㊨ カンナの果皮が破れて、種子が見えている。▲
カンナの構造
花びら風に広がって見えるのは、おしべの変化したものと言われている。
5枚の内、3枚が大きくて外側に、2枚は小さくて内側にある。
花カンナと呼ばれている園芸種では2枚は少し幅広で目立つ斑点があり、ここにおしべの花粉が付いている。
めしべは篦状でになって1本、花弁は尖った形をしており2枚ある。
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▲ ㊧カンナ・グラウカの葉、㊨カンナの葉、花は未だ咲いていない。▲
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▲ この画像は 2020.09.04 明石公園 となっている。二ヶ月前に撮った深紅のカンナ画像と同じページにある。▲
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カンナ ダンドク 昔話とカンナ
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普通に栽培されているカンナの果実は緑のものは見ていませんから
赤色から萎びて黒くなっていくのでしょうね。
葉はこのグラウカは細い緑の葉のままです。
昔からよく見ている普通のカンナは緑のままのものが多いのでしょうが
この画像のような園芸種も最近では良く見かけるようになりました。
種子は幾つもの種類を見た訳では無いのですが、何か調べ物をしたりしない限りは種子から育てる事よりも
地下茎。球根で増えて行くのを自然に任せている…気がします。
来年はもっと早い時期にお花を撮れたら・・・良いなと思いました。
色々見させていただいて、まだまだ見たいところがたくさんありました。
緑色の果実は種類によってのことでしょうか?
それともこれから赤くなるのですか?
大きな葉も魅力的です。
葉の色も変化するものがあるのですか?
種子もなかなか見られそうにないですね。
また、変な質問ばかりでごめんなさい。
来年を楽しみにしたいと思います。
ありがとうございました。