HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ヨモギ(蓬)

2021-12-20 | 草 果実・種子

▲ 秋の終わりの野辺では、これがヨモギ??と言われてしまうほどに茂っている。▲

葛が河川の法面を占拠し、道路まで伸び始めている伊川の土手。
葛に負けじと蓬も精一杯細い茎を伸ばし続けて
ここでは一㍍近くに育ったものさえある。
ブタクサに続いてそろそろ雄花の花粉が風に飛び交いはじめる。


▲ 白い部分はめしべの柱頭、その内側のおしべはまだ成長過程。▼





▲ めしべの内側、赤紫の部分におしべの葯が黄色く広がりはじめている。▼





(2021.09.20 伊川谷)










(2021.09.23 南王子町)


▲ めしべが交代して、いよいよおしべの花粉が飛び交う。▲
(2021.09.25 明石公園)
















(2021.09.26 明石公園)

終章








(2021.10.23 明石公園)

また一つ、ヨモギの虫コブ。


▲ ヨモギハベリマキフシ ヨモギクダナシアブラムシの寄生 ▼

葉全体までは巻縮んではいない。
(2021.10.29 志方町)

ん??、まだ咲いている。










(2021.11.16 明石公園)

秋から冬、これが今のヨモギの姿。






(2021.11.30 南王子町)

次の春への芽生え。
ここではセイタカアワダチソウの群れと揃って広がり始める。






(2021.12.06 玉津町)




(2021.12.16 硯町)








ヨモギ(蓬)
 キク科ヨモギ属 Artemisia indica var. maximowiczii
(2021.12.19 硯町)

▼ 以下はヨモギに出来る虫コブ ▼
 
▲ ヨモギクキマルズイフシ  ヨモギハエボシフシ ▲
 
▲ ヨモギクキワタフシ  ヨモギハシロケタマフシ ▲
不思議なのはこのヨモギに絡みついているアメリカネナシカズラにも虫コブがある。
ところが寄生主は別物、やはり昆虫たちも好き嫌いがあるのだ。

 
▲ 雌花の頃  茎に目立つ虫コブ、ヨモギクキマルズイフシ ▲
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