HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ナガバノイシモチソウ → サスマタモウセンゴケ

2008-09-04 | 秋 白色系

アンペライ、知ってます?』、
「知らないです。何科ですか?」
『カヤツリグサだったかなぁ~』

ということだったけれど、一時間後にまたお会いしたので、
そのアンペライの育っている場所に連れて行って貰った。
そこで見つかったのがこの花。
その少し前に、こんな会話があった。
『夏になる直前には、トキソウ咲くんですよ』
「聞きましたねぇ、サギソウも今咲いてるし…」
『イシモチソウも、この辺りに咲いてたですねぇ~』
「そうですか、七月にも来ないといけませんね…」

花の径は二センチはあったし、葉が変わっているなとは思ったけれど
まさか、モウセンゴケの仲間とは気がつかなかった。
女房殿は
葉の画像を見て、モウセンゴケの仲間?と直観したようだが、
そのヒントがあったにも関わらず、名前までは辿りつけなかった。

【訂正】当初は、ナガバノイシモチソウ(Drosera indica)と掲出したが、
サスマタモウセンゴケ(フタマタモウセンゴケ/Drosera binata)に訂正。
(2008.09.02 大久保)    

【追記 ナガバノイシモチソウとサスマタモウセンゴケのこと】
去年アンペライが広がる場所を案内して貰った折に、見つけた花。
葉を見てもモウセンゴケの仲間とは気がつかなかった。
調べた結果をナガバノイシモチソウ(Drosera indica)としたのは
ここにはイシモチソウも咲きます…と、上の記事にも書いたとおりの会話があったからだった。
ところがどうも腑に落ちない。
『桃色の花弁をつけるアカバナナガバノイシモチソウは、
日本では現在愛知県(主に豊明市)にしか自生しておらず、
1968年に同県指定の天然記念物にも指定された』
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』からの転載

確かに画像は桃色花、葉の様子も違っていたから、撮っていた葉の画像を調べ直した。

その結果、イシモチソウに似た花だが
サスマタモウセンゴケ(フタマタモウセンゴケDrosera binata)と呼ばれている種類に行き着いた。
サスマタは刺又、刺股、刺叉、時代劇の捕り物などに登場する道具、確かに葉は二叉だった。
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