HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ワスレナグサ(真勿忘草 園芸種)

2022-04-07 | 春 青色系

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』にはこう書かれている。
ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)
広義にはムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称
狭義にはワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサの和名。
ただし、園芸業界でワスレナグサとして流通しているのは
ノハラワスレナグサ、エゾムラサキ あるいはそれらの種間交配種である。

ワスレナグサの名前に対しての逸話?は、川の土手に咲いていた花を…と言うのが

もっともらしく語られているのだけれど、私は別の話しの方が好きだ。
『むかし、神様が花の一つ一つに名前をつけた。
全部付け終わって、ふと周りを見渡すと、一つだけ泣いている花があった。
どうしたのかと問うと、つけて貰った自分の名前を忘れてしまったと言う。
そこで、神様はその花に、忘れないようにと「ワスレナグサ」と付けたそうな』














ワスレナグサ(勿忘草)ムラサキ科ワスレナグサ属 Myosotis scorpioides
これはより大型に改良されたもので、清楚などと言うには程遠い。
旧来?の「伝説のワスレナグサ」を、シンワスレナグサ(真勿忘草)と区別するそうだけれど
「真」ではなく「新」と勘違いされそうで、余計な区別だし、無用な差別?だ。
勘ぐりたくはないけれどワスレナグサの名前で呼ばれる花は園芸種ばかりになりそうに思う。
ノハラワスレナグサ(野原勿忘草) Myosotis alpestris
エゾムラサキ(蝦夷紫)Myosotis sylvatica
(2022.04.03 明石公園)


▲ 雑草畑に咲いているノハラムラサキ(野原紫) 買ってきて花壇に植える人には『こんな花なんか…』であろう。▲
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園芸種のワスレナグサ2018  ノハラムラサキ2021
シンワスレナグサ2018 シンワスレナグサ2018 ワスレナグサ2019 
キュウリグサ2022 ハナイバナ2022 オンファロデス・リニフォリア2021 ワスレグサ2021


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