かつては電車線路が敷かれていた場所。
明石川橋梁以西の高架化で線路跡は自転車・歩行者専用の道に変わった。
その分離帯に幾つかの植栽。
この木が何故にこの場所に植えられたのかよく分からないけれど
変わった姿の花、花弁が落ちた後の姿も変わっているから愉快だ。
▲ 薄黄緑が萼片、白く糸状に裂けている部分が花弁、真ん中に突き出ているのがめしべ、周りを取り囲んでいるのがおしべ
花弁、おしべが脱落すると子房部分と橙色の腺体が目立ちはじめる。▼
▲ おしべは最初は薄橙色をしているが、花粉を出し終える頃には茶褐色に変わる。▼
▼ 子房部分が膨らんで来ている。▼
(2021.07.23 明石川)
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(2021.08.31 明石川)
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(2021.10.19 明石川)
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ホルトノキ ホルトノキ科ホルトノキ属 Elaeocarpus syluestris var. ellipticus
(2021.10.26 明石川)
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▲ 冬芽・葉痕 かつてここには線路があり山陽電車がを走っていた。 ▲
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ホルトノキの花 秋の果実 クスノキ ホルトノキの葉 ブログ記事一覧-HAYASHI-NO-KO (goo.ne.jp)
ホルトノキ…面白いですね。花弁が落ちても、その後に残っているの(萼ですか?)が、花みたいで、何か別の花が咲いたような感じになって、二度楽しめる…みたいな。科と属がそのもので、あまり類似の植物がないんですね。見たことは勿論、聞いたこともない植物です。紹介してくださわってありがとうございます。 さて、以前鉄道が走っていたという話ですが、最近テレビで線路跡を見たのが宇治にもあります。(目的地の場所ら辺に線路があった、的な話は聞いたことありましたが、その途中の跡が残っている話は初めてでした)戦時中にあった弾薬庫に物資を運ぶ鉄道だったとか。…ま、今は無くていいものですが、やはりそういうものがあった歴史は埋もれさせてはだめだなって思います。旅客の線路跡にしても、その場所や町の歴史ですしね。宇治で言えばもう一つ、「宇治川ライン」という宇治川沿いを走る観光列車もあったそうです。宇治に来たころ、宇治橋のたもとの“宇治川ライン”の碑を見て「?」でしたが、そういう楽しい歴史があったんだーって…。町に歴史あり、ですね。
では、また。
オリーブに似た果実は平凡すぎて、その落差が愉快です。
宇治・菟道に胡粉を製造する古い会社があり、幼稚園時代からの幼馴染みが嫁いでいます。
三室戸寺まで毎日散歩しているそうです。
「宇治川ライン」やその観光船に接続するために作られた「おとぎ電車」は、今では天ヶ瀬ダムが作られたことで
ダム湖の下ですから古い話ですね。