ハナイカダ（花筏）

奇妙な姿。
葉の上に花が咲くように見える。
葉の上に果実が出来ているように見える。

奇妙な姿だから覚えて貰える。




▲　葉の上に花、まさか…と言われるけれどそう見える。
雌雄別株だから、雄株に雄花は数個、雌株に雌花は普通1個。▼







▲　よく見ると花が咲いている部分の主脈は太く見える。
つまりは茎の先端部分に花、そう理解している。
花はもともと葉が進化変形したものなのだから、茎の先にある葉が花に変形した…と言えるのだろう。▼







▲　葉の先端部分は鋸歯、その先端部分が芒となっている。▼





▲　雄株の雄花は複数咲くが、雌株の雌花は普通1個咲く。
葉の上に花が咲いているように見えるのだけれど、主脈は花の部分までが太くその先は細くなっている。
不思議な姿だけれど、花の咲く部分までは茎だったのだ、と理解することにしている。▼





ハナイカダ（花筏）　ハナイカダ（←ミズキ）科ハナイカダ属 Helwingia japonica
（2018.05.16　森林植物園）
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六甲高山植物園　ハナイカダ　ナギイカダ（梛筏）　六甲高山植物園2006.06-1