
大昔の話だけれど、タチイヌノフグリをはじめて撮った小石川では
白色も桃色も咲いていた気がする。
当時はまだイヌノフグリの実物を知らなかったから、桃色種を撮りながら
これはもしかして大変貴重なものかも知れないな…などと密かに思ったものだ。
仕事で大阪に出掛け、明石で泊まった翌日、山陽電車に乗るべく下溝の坂道を歩いた折
そこでもこの桃色種を見つけて「イヌノフグリ発見…」などと小躍り?した。
それから何年か経って、明石公園の石垣で「イヌノフグリの本物」を見つけたから
今は懐かしい記憶になっている。
ところが未だに白花は本当に見たのだろうか…と、疑問が湧く。
たぶんそれは、桃色種が午後になって色褪せていたのだろう、そう推測している。
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(2016.05.02 林)
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ここでは青色は少数派。
昼近くになると花冠はめしべを残して抜け落ちる。
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咲き終わって外れた花冠。
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タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢) オオバコ(←ゴマノハグサ)科クワガタソウ属Veronica arvensis
(2016.04.09 林・林崎町)
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果実の頃 桃色種
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