HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ケツユクサ(毛露草)

2017-08-01 | 夏 紫色系

河川敷ではもう何年も前に撮ったきりだ。
最初に見つけたのは河川敷だったけれど、度々の雨で水路が変わり
咲いていた場所は何度か水没したから、二度とは出て来ない。

採取していた種子からの生き残り(?)が、細々と残っている。




(2017.07.30  林)

藤沢時代、田んぼの脇で撮ったこの花を照会したところ
「ホウライツユクサ」の名前が届いた。
だから当時はそう覚えた。
その後、明石に戻って河川敷で見つけたモノも同じだと感じた。
調べているとどうもホウライツユクサにしては大きすぎる。

結局「ケツユクサ」に辿り着くのに3年かかった。
その河川敷の一群は何度かの雨ですっかり無くなった。
今細々と咲いているのはそこで採取した種子の子孫だ。






(2017.07.21 林)






▲ ツユクサの花弁は目立つ2枚と、萼と同じ透明な1枚がある。
ケツユクサでは目立つ2枚がこのような色違いになる事も多い。

(2017.07.19  林)

やっと咲いた。
マルバツユクサに遅れること1週間。
ツユクサよりも遅かった。

焦ることは無い。
種子を採らなかったけれど今年も零れた種子から出て来た。
雑草畑の主人公は譲ったけれど、今年も幾つかは撮るだろう。


▲ ツユクサの苞には毛はない。
ケツユクサと呼ばれる所以だ。





▲ 目立つ花弁が2枚、おしべ、めしべの下に透明な萼片が2枚。
その間に、先が尖っている3枚目の花弁が見える。









ケツユクサ(毛露草)
 ツユクサ科ツユクサ属 Commelina communis f. ciliata
(2017.07.13  林)


去年のケツユクサ
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去年のケツユクサ



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