河川敷とは違ってここは道路脇の傾斜地。
崩れる心配はなさそうだけれど、美観は良くない。
だから時折は草刈りされているけれど、半月もしない間に元の木阿弥。
一度きれいに刈り取られたセイバンモロコシが復活している。
ただ、放置されたままの河川敷ほどには広がっていない。
▲ ノギナシセイバンモロコシ(ヒメモロコシ・姫蜀黍 Sorghum halepense f. muticum)▼
(2017.07.30 林崎町)
☆
河川敷に作られている歩道はすっかりこの草に覆われている。
人の背丈はゆうに越えている所もある。
何とか歩道は見えても、足を踏み入れる気にはならないだろう。
去年も異様な増え方だったけれど、今年も同じだ。
▲ ノギナシセイバンモロコシ(ヒメモロコシ・姫蜀黍 Sorghum halepense f. muticum)▼
▲ セイバンモロコシには長い芒を持つ無柄小穂と、芒の無い有柄小穂が対になっているのだが
ヒメモロコシ(ノギナシセイバンモロコシ Sorghum halepense f.muticum)は芒の無いタイプとして区別されている。
▲ 画像では判別しにくいが、小穂は無柄のモノと、有柄のモノが対になって付く。
無柄小穂は両性で長い芒を持ち、有柄小穂は雄性で芒は無い。
▲ 有柄小穂は雄性なので、果実は出来ない。
セイバンモロコシ(西蛮蜀黍)
イネ科モロコシ属 Sorghum halepense(= S. halepense var. propinquum、S. propinquum)
ノギナシセイバンモロコシ(ヒメモロコシ・姫蜀黍)Sorghum halepense f. muticum
(2017.07.19 明石川)
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去年のセイバンモロコシ
セイバンモロコシの追っかけしてきたのですがなにも整理できないままでいます。
花の頃からこちらで学んで真似をしたいと思って!
最初の頃は草丈もそれほど大きくなかったので花がきれい♪なんて見ていました
今頃になると生い茂って大変
そのうち落ち着いたらまとめたいと思っているのです
果実はいつもは残暑の頃に撮っていた気がするのですが、今年は早くも、です。
河川敷では他の植物が隠されてしまっていていつもは広がり始めている筈のカナムグラやツルマメは探さないと見当たりません。
その内、草刈り…と期待?しているのですが、どうなることやら。
幾つかの画像をお撮りになっているご様子、落ち着かれたらぜひまとめてみて下さい。