ジャノメエリカ（クロシベエリカ）

冷たい風が吹き抜けていた。
時折、突風が細い木を揺らせていたから撮りにくかった。
蛇の目、黒蘂、おおよそ「エリカ」の響きには似つかわしくもない和名がつけられている。
尤も、格好良くエリカ、鉢植えで売られる。

エリカをヒースだと言う方も多いけれど
元はイギリス北部地方の荒地の意味だったものが
そこに生えるエリカ属の植物もヒースと呼ぶようになったからだと言う。
ブロンテの「嵐が丘」では舞台になったその地方の独特の薄暗いどんよりとしたイメージ。
そこにこの花が咲いていた…とは思えないのだけれど、勝手な解釈だろうか。


















ジャノメエリカ（クロシベエリカ） ツツジ科エリカ属 Erica canaliculata
（2018.03.10 鳥羽）
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ジャノメエリカ エリカ・ダーレンシス