一日花、花殻が残るから「きれいな画像」を撮ろうとする方は
必ず花殻取りをしてからカメラを構える。
他人様の、或いは植物園の植栽でも平気なようだから恐れ入る。
だから画像はきれいにみえるのだけれど作為も見える。
一日花、だから昔から「デイ・リリー」
リリーだからユリ科…と、今も変わらず唱える方も多い。
花を楽しむのだったら、学名や分類体系などは無用にすれば良いものを…と思う。
ただ今閉鎖中の西公園には、暫くすればずらりと咲きそろうだろう。
この園芸種は少し早く咲く、小型のタイプ(ステラ・デ・オロ、イタリア語で黄金の星の意)
(2021.05.28 船上)
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ヘメロカリス・ ツルボラン科キスゲ亜科(←ススキノキ科←ワスレグサ科←ユリ科)ワスレグサ属 Hemerocallis cv.
ノカンゾウ(野萱草)ツルボラン科キスゲ亜科(←ススキノキ科、←ワスレグサ科、←ユリ科)ワスレグサ属
Hemerocallis fulva var. longituba
ヤブカンゾウ(藪萓草)Hemerocallis fulva f. kwanso
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ヘメロカリスは、APG分類体系ではユリ科からワスレグサ科として分離された。
APGⅡではワスレグサ(ヘメロカリス)科に移されが、
APGⅢではツルボラン科、アロエ科と一緒にススキノキ科と言う馴染みの薄い科に再分類されている。
このように『学者』が次々と新しい手法で体系を見直している時代、
素人がそれを逐一追いかけて、それは間違いだ等と言うのはお門違いだろう。
APGⅣ(2016年版)では、ススキノキ科(Xanthorrhoeaceae)からツルボラン科(Asphodelaceae)に移されている。
(2021.05.29 船上)
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ヘメロカリス・ ノカンゾウ ヤブカンゾウ
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