HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ヘメロカリス・(園芸種)

2020-06-12 | 【独り言】

幾つもの変遷が記録されているから記事に学名を入れることに反論は多い。
ユリ科と書くと、それは間違いです…としたり顔の人に出会す。

学名の変遷は研究成果。
それを素人があれこれと論じたりする事は範疇外。
違っている…のは、使っている体系の違いなのだと認識すべき事だ。
花の名前も同じ。
何が正しい…と議論など起こしたところで手持ち試料の少ない素人が
幾つもの試料を基に調べ上げた人たちの論に異を唱える事もナンセンス。

かの有名?なニッコウキスゲやユウスゲなどは和名で呼ばれる事もあるし
それらをも含めて、学名の「ヘメロカリス(キスゲ)」という呼び名が今は普通になっている。
「ユリ科」という学名を今までは普通に使ってきた、だけのことだと理解したい。










(2020.06.07 明石西公園)










ヘメロカリス・ Hemerocallis cv.
ノカンゾウ(野萱草)ツルボラン科キスゲ亜科(←ススキノキ科、←ワスレグサ科、←ユリ科)ワスレグサ属
Hemerocallis fulva var. longituba

ヤブカンゾウ(藪萓草)Hemerocallis fulva f. kwanso
ヘメロカリス・ ススキノキ科(←ワスレグサ科、ユリ科)ヘメロカリス(キスゲ)属 Hemerocallis cv.
ヘメロカリスは、APG分類体系ではユリ科からワスレグサ科として分離された。
APGⅡではワスレグサ(ヘメロカリス)科に移されが、
APGⅢではツルボラン科、アロエ科と一緒にススキノキ科と言う馴染みの薄い科に再分類されている。
このように『学者』が次々と新しい手法で体系を見直している時代、
素人がそれを逐一追いかけて、それは間違いだ等と言うのはお門違いだろう。
APGⅣ(2016年版)では、ススキノキ科(Xanthorrhoeaceae)からツルボラン科(Asphodelaceae)に移されている。

(2020.05.27 明石西公園)
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ノカンゾウ ヤブカンゾウ   ヘメロカリス・

ノカンゾウ(野萱草)




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