HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

オオエノコログサ(大狗尾草)

2021-09-19 | イネ・カヤツリグサ・シダ類など

大きなアキノエノコログサを見かけるようになった。
オオエノコログサはアワ(Setaria itarika) とエノコログサ
或いはアキノエノコログサの自然雑種とされている。
だからそれを単純にオオエノコログサとしてきたのだけれど
海外に出て行ったアキノエノコログサが、巨大になったものが里帰りしている…との記述を読んだ。
そう言うこともあるのだと訂正した。






















オオエノコログサ(大狗尾草)イネ科エノコログサ属 Setaria x pycnocoma
学名が Setaria x pycnocomaと表記されている通り
アワ(Setaria itarika) とエノコログサ(或いはアキノエノコログサ)の自然雑種とされている。
アキノエノコログサ(秋の狗尾草)イネ科エノコログサ属 Setaria faberi
(2021.09.07 林崎町)


エノコログサのように小穂の柄にある突起物は芒ではなく、花序の枝が変化したもので『刺毛(しもう)』と呼ばれる。
イネ科の葉は互生、稈を抱く『葉鞘(ようしょう)』と、平らな部分『葉身(ようしん)』で構成されている。
葉鞘と葉身の間には『葉舌(ようぜつ)』と名付けられた膜状の構造がある。
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 オオエノコログサ エノコログサ アキノエノコログサ
ムラサキエノコログサ キンエノコログサ



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