HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ヒナキキョウソウ (雛桔梗草)

2020-05-22 | 春 紫色系

目立つようになってきた。
ヒナギキョウは細い茎がどんどん伸び始めて花が目立ちにくくなってきている。
こちらは、閉鎖花をつけていた茎が少しずつ伸びて
茎頂に花を付け始めたからいよいよ目立つ季節になった。


▲ 開花直後、おしべは盛んに花粉を出す。まだめしべの柱頭は開いていない。▼



















▲ めしべの柱頭が開き始めようとしている。



▲ おしべが花粉を飛ばした後に、めしべの柱頭が3裂して他花花粉を受ける体勢になる。
下の花は柱頭が4裂。▼









▲ 閉鎖花は花を咲かせずに果実(種子)を作る。
開放花とは違って萼片の数が3~4枚程度と少ないので区別出来る。▼

▲ 果実の上部にある薄い膜。果実が成熟すると「窓」が明き、種子が零れる。▼



▲ 果実の上部にある薄い膜が捲れ上がり、そこから種子がこぼれ落ちる仕組み。▼













ヒナキキョウソウ (雛桔梗草)
  キキョウ科キキョウソウ属 Triodanis biflora Greene 
別名にヒメダンダンギキョウ(姫段々桔梗)
(2020.05.17 玉津町・明石西公園)


▲ ヒナキキョウソウの閉鎖花(萼片3)の果実、窓は4稜の左右に出来る。

キキョウソウの「窓」
ヒナキキョウソウと比べて、果実はずんぐりと大きい。
果実一つあたりの種子の数も多い。
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 ヒナキキョウソウ  



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