デンジソウが細々と育つ水田には今年も稲が植えられた。
何年もの間休耕田のままに過ぎていた場所は、ついに売却されたようで一部整地が終わった。
ただ一番西側の休耕田は数年前に開発の手が入ったけれどそのままになって名残の草が生い茂っている。
ジュズダマも水路を通って流れ着いて数株が育っている。
開発の波と言うよりは、耕作をする人がいなくなったからなのだけれど
いつの間にかこの界隈では田んぼは四枚だけになってしまった。
▲ 数珠玉は雌性先熟 ▼
▲ めしべとほぼ同じ頃に伸びだした雄花序、おしべが少し遅れて覗きはじめ。▼
▲ 二本しかめしべは外に出ない。雄花序からはまだおしべは出ていない。▼
▲ 雄花序からおしべが出てくると少しにぎやかになる。▼
ジュズダマ(数珠玉)イネ科ジュズダマ属 Coix lacryma-jobi
ハトムギ(鳩麦)イネ科ジュズダマ属 Coix lacryma-jobi var. ma-yuen
ジュズダマほどには固くない栽培種、漢方では皮を剥いた種子をヨクイニン(薏苡仁)と呼ぶ。
(2022.08.07 林崎町)
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▲ ジュズダマの花の構造図 ▲
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ジュズダマ2021 果実 枯れ野のジュズダマ
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