明石公園内には「県下一」のラクウショウが坤櫓の下に育っている。
その隅櫓を背景にして撮る方も時折見かける。
大きな枝振りの樹だから石垣が隠れていたのだけれど
隅櫓や石垣を見せる為に一部分が伐られて少し開いてしまった隙間が見苦しい。
(2020.11.24 明石公園)
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ラクウショウ(落羽松) ヒノキ(←スギ)科ヌマスギ属 Taxodium distichum
(2020.12.08 明石公園)
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▲ ラクウショウ 真夏の葉 ▲
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須磨のラクウショウ 森林植物園のラクウショウ 新林のラクウショウ
メタセコイア(曙杉)ラクウショウ(落羽松)
メタセコイア 秋色 果実殻と冬姿 須磨のメタセコイア
どこかで歪んでいても押し通されるのだと思います。
荒れ放題の里山が危険だからと、道路まで作って大勢の人たちが訪れるように整備して
自然に親しみましょう…なんてことを
平気でやるようですから、何処が自然なのか分かりません。
多くの人たちが訪れて楽しめるようにと山の上まで道路作ってしまうのですから。
平気で多くの樹木が伐採されたのですが、石垣が遠くからも見えるようになって良かった…の声の方が多いそうです。
坤(ひつじさる)と巽(たつみ)の二つの隅櫓をつなぐ石垣を見せるために何本もの高木が伐られて・・・
とても悲しい気持ちになりました。
ラクウショウも隅櫓を見せるために一部が犠牲になったのですね。
本当に樹が泣いていますよね。
観光第一主義が・・・とても残念な想いがしました。
こちらでは何本ものメタセコイアがすべて枝打ちされてしまいました。
とっても寒そうに見えて可哀想でした。
この後はどうなることかと心配になりました。
先年築城400年とやらで、残された南東隅の坤(ひつじさる)と南西の巽(たつみ)の二つの隅櫓を繋ぐ石垣を見せる為に
何本もの高木が伐られました。
鬱蒼とした森の雰囲気は失われて、明るい見せる為だけの城址公園になりました。
観光第一主義がここまでになってしまうと、自然そのものはその内身近な場所には無くなるでしょうね。
ラクウショウもかなりの大樹なのですが隅櫓を見せるために一部が伐られて
不格好な姿になり果てました。
元の状態に戻るのには100年はかかるかな??
ラクウショウの実は葡萄のようについて豪華ですね。
見てみたくなりました。
隅櫓はこちらで一度見させていただいた時に
憶えたつもりが忘れていました。復習しました。
坤櫓は恥ずかしいのですが知りませんでした。
「隅櫓や石垣を見せる為に」・・・
良かれと思ってされたのでしょうか?
でもそれがかえって良くなかったり…そんなことってありますね。
ラクウショウ…緑のときもとっても素敵ですね。