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いつもの場所に豪勢にノウゼンカズラがぶら下がっている。
「ノウゼンカズラ」で、変換すると「凌霄花」が出てくる。
「凌」は「しのぐ」、 「霄」は「そら」
蔓が木にまとわりついて、空を凌ぐほど高く登るところから名付けられたそうだ。
蔓は確かに伸びてゆくのだけれど、花は下垂していることの方が多い。
▲ 長短各2本のおしべ、めしべの柱頭は幅広で2裂し、先端も2裂している。▲
ノウゼンカズラ(凌霄花) ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属 Campsis grandiflora
(2021.06.22 太寺)
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▲ ノウゼンカズラの冬芽・葉痕 気根 アメリカノウゼンカズラの花の頃 花筒は長いけれど花は固まって咲く。▲
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ノウゼンカズラ 冬芽・葉痕 アメリカノウゼンカズラ ノウゼンカズラ 'マダムガレン' ソケイノウゼン
モモイロノウゼンカズラ ハリミノウゼン ヒメノウゼンカズラ テコマ・スタンス(金鈴樹)
普通の庭では伸び続ける凌霄花を育てるには無理があるでしょうね。
代わりに公園樹や寺院などでは古木が多く育っている場所で
蔓性植物は根元で伐られなければ何処までも伸びてゆくものだと思います。
中国・青島の寺院で寺の屋根を覆い尽くしていた凌霄花を見た時には
これが自然なのだ…と感心したことがあります。
もうずいぶん昔にノウゼンカズラを見た時に
「空を凌ぐほど高く登る~~~」と感じたことがありました。
大きなシュロの樹に巻き付いているものでした。
坂道でしたからさらに高く見えたのでしょうか・・・
本当に高くてびっくりしたことを思い出します。
あのノウゼンカズラはどうしているのかな~と思います。