須磨離宮公園の東門には出口がある。
普段は無人なので料金を支払い入園するゲートと
退園するゲートがある。
ただ閉園後には専用出口からしか出られなくなっている。
その出口付近にアメリカノウゼンカズラが伸び出している。
園の正門に至る途中で撮ったこのノウゼンカズラは少し違った雰囲気だった。
濃い橙色だからアメリカノウゼンカズラとしたけれど
それも違うように感じた。
▲ アメリカノウゼンカズラにしては花冠が大きいし、花筒が短い…と感じる。
▲ ノウゼンカズラにしては色が濃すぎるし、垂れ下がっている様子もない。
ノウゼンカズラ ‛マダムガレン’
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属 Campsis × tagliabuana 'Madame Galen'
ノウゼンカズラ(Campsis grandiflora) とアメリカノウゼンカズラ(Campsis radicans) の雑種
(2017.08.14 離宮前町)
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アメリカノウゼンカズラ ノウゼンカズラ ノウゼンカズラ科の話・ソケイノウゼン
赤い色が濃くて花筒が短いのが「マダムガレン」なのですね。
色々見させていただきながら「マダムガレン」って素敵な名前だな~と思いました。
ノウゼンカズラを漢名にしたくて検索してもなかなか出てこなくて困りました。
ずいぶん以前のことです。
実家の近くでノウゼンカズラが何かの樹に巻き付いて
空高く伸びて行っている姿がとても見事で今でも心に残っています。
今はもうその樹はありません。
マダムガレン…憶えておきたいと思います。
古く立派なノウゼンカズラを
毎年見事に咲かせる浜野さんと言うお宅がありました。
二階まで届く柿の木に絡みついた凌霄花でしたがいつも夏になると楽しみでした。
去年も藤沢を訪れた夏に咲いていました。
境川に下ると、そこから江ノ島の花火が見えたモノです。
夏の花ですね。