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かなりの花数だけれど、毎年ぶら下がる果実はそんなには多くはない。
奇妙ないでたちの花がびっしりと咲いている。
切れ目の多い白の花弁が脱落して、花盤が残っている花も幾つか。
▲ 別名にモガシ。緑の葉に混ざる紅色を紋に見立てて「紋ガシ」と呼ばれたことに因る。
紅色になるのは古い葉。▼
▲ 遠目には白い花、近寄ると何とも奇妙な出で立ちの花が葉腋から総状に付く。▼
▲ 真下から眺めると中心部に先端が尖っためしべ、その周囲を束になっておしべが取り囲む。
目視では、橙色の花盤は5つに分かれており、おしべも5束になっているように見える。▼
ホルトノキ ホルトノキ科ホルトノキ属 Elaeocarpus syluestris var. ellipticus
(2019.07.23 明石西公園)
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▲ ホルトノキ 冬芽・葉痕
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ホルトノキの花 ホルトノキの果実 クスノキ
ホルトノキって初めて見ました。
本当に不思議な出で立ちですね。
切れ目の多い白の花弁が脱落して花盤が残る姿も素敵です。
すごい花数なのに果実はそれほどありませんね。
葉痕も段々重ね~~~良いですね。
クマゼミも…見たことが無いような気がします。
何処もみんな見てみたいところばかりです。
そこからホルトノキと命名されたとか。
幾つかの木の名前は昔、そう名付けた人が居ました…と言うのが根拠なので詮索はしないことにしています。
花盤が5つに分かれてめしべの子房周囲にあるのですが
よく見るとその一つ一つの間に、おしべがあった部分も見えて
とにかく奇妙な出で立ちの花です。
クマゼミ、南方系の蝉なのでしょうが、温暖化でついには関東地方にも進出し始めているようですね。
神奈川・南部では10年くらい前から普通に見られるようになりました。