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イネ科の仲間は、稲田に入り込んで収穫の邪魔をする。
邪魔をしている訳ではないのだろうけれど厄介だ。
それでも無農薬に拘ればたちまち広がる…。
イヌホタルイは稲ほどには伸びないけれど
どこの水田でも一番の広がりになる。
草丈は伸びないけれど、一度乾いた田んぼでも生き延びる。
▲ 茎には稜がある。小穂は茎の先端部分に固まって付く。
茎の先端から伸びているのは苞葉。▼
▲ 小穂は成長と共に卵型から長い楕円形に伸びる。▼
(2020.08.24 大道町)
☆
田んぼのすみではなく、ここは公園の剛ノ池の畔。
何処からか水路を流れ下って来たチョウジタデがいつも列をなして咲く場所。
そこにイヌホタルイも伸びている。
▲ 小穂は茎の頂点に付き、そこから上に伸びているのは苞葉。▼
▲ ここまで伸びると柱頭は茶色に萎れている。先端部にはまだおしべが残っている。▼
▲ 小花の一つ一つに果実(緑色から黒紫になる)、既に幾つもの果実がこぼれ落ちている。▼
イヌホタルイ(犬蛍藺) カヤツリグサ科ホタルイ属
Schoenoplectus juncoides(=Schoenoplectus juncoides ssp. ohwianus)
ホタルイ(蛍藺)
Schoenoplectus hotarui(= Scirpus hotarui =Schoenoplectus juncoides ssp. hotarui)
(2020.09.01 明石公園)
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イヌホタルイ(犬蛍藺)
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