HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

2008.02-02A 須磨

2008-02-07 | 過去ログ

2008.02-02  須磨1


アジサイ4642


アセビ2054
ツツジ科アセビ属 Pieris japonica 淡紅色は、ベニバナアセビ、もっと紅色のアケボノアセビ。
日本庭園には、やはり白。

 

アネモネ0826 0828 0837
キンポウゲ科イチリンソウ属 Anemone coronaria

アネモネ0843
キンポウゲ科イチリンソウ属 Anemone coronaria 白花は初めて見た気がする。
見たかも知れないけれど、殆ど撮らなかった花だ。
イチリンソウ、ニリンソウのイメージに近い。


ウンナンサクラソウ0315
原産地が、中国南西部。 雲南省の桜草である。
プリムラと呼ぶよりもやはり、ウンナンサクラソウ。

 
カラコンテリギ0305 0307
アジサイ科アジサイ属 Hyddrangea scandens spp. cinensis
厳密には、それぞれに学名が付与されているそうだが、
タイワントキワアジサイ(台湾常磐紫陽花)、トカラアジサイ(吐喝喇紫陽花)などの別名を持つ亜熱帯性のアジサイ。
コンテリギ(Hyddrangea scandens)は、紺照り木。
ガクウツギの名前の方が知られているのかも知れない。
 これは、その亜熱帯気候版、だから須磨では温室の花になっている。


カリアンドラ・ハエマトケファラ
アカバナブラシマメ、 日本名だけれど、ちょっと…。



サクラ ジュウガツザクラ
失礼だけど、まだまだ咲いている。 元気だし、蕾も多く残している。
ヒカンザクラが咲きそうな気配だから、春まで咲き続けるのだろう。
十月桜、 連絡橋を渡って植物園側に出ると、今でもちらほら咲いているこの白が目に入る。
このまま春まで咲き続けるだろう。 春の桜も、そろそろ蕾が大きくなり始めている。



サルココッカ0235 0239
ツゲ科サルココッカ属 Sarcococca confusa 雌雄異花、雄しべが飛び出したように見えるから雄花。 花びらは無い。
幾つかのサイトに、「赤い果実」の記述。 一度もお目に掛かっていない。
サルココッカには二種類、黒紫の果実が出来るコンフーサと、 赤くなる果実のルシフォーリアがあるそうだから、やっと安心した。

 
シマフムラサキツユクサ(トラディスカンチア・ゼブリナ)0201
Tradescantia zebrina (=Zebrina pendula) さんざん迷った挙げ句に、三年ぶりくらいで正しい名前を見つけ出した。 顛末は、別ブログに詳しい。
トラディスカンチア・ゼブリナ、シマフムラサキツユクサ Tradescantia zebrina (=Zebrina pendula)

 

スイセン5971 5984 5989
梅の時期に合わせるように、スイセンが咲きそろい始めている。
梅が咲きそろう頃、下草として植えられた水仙は盛りになる。 通路に沿って植えられた菜の花も盛りになる。
残念ながら、咲いていても梅を撮る人たちは、平気で花を倒してしまう。


ツバキ6400
原種系 Fruvirtiris と書かれている。 やはり園芸用に改良される宿命(?)があるのだろう。 この花姿から、幾つもの栽培種が生まれたということだ。
 Fruvirtiris ではなく、Fluviatilis だとわかった。 ツバキは Camellia だから、Camellia fluviatilis
幾つかの海外サイトに画像が掲出されていた。

ツバキ6403
タイワンツバキ ツバキの北限に当たる日本。 独特の姿も自生しているのだろうが、 南方系のツバキは花弁も肉厚だし、色合いも粗野に感じる。
 純白ではなく、黄色が混じった白、日本人好みではないのだろう。

ツバキ 一子侘助6415
ヤブツバキ系の侘芯椿と呼ばれるもの。 ロシナンテさんのブログに詳しい解説がある。

ツバキ 太郎冠者6387
侘助系のルーツ
 
ツバキ 姫侘助6395 6399
暖かかったからだろうか、花弁の開き具合が良すぎて、 隣に咲いている、太郎冠者を凌ぐほどだ。

ツバキ 紅侘助6404


デンドロキルム0404
Dendrochilum 時々、鉢植えが置かれる場所。 何時も小型蘭が置かれている

 
 

ナノハナ1728 1730 1735 1736 1739
アブラナ科 Brassica campestris ハナナ、花菜。 花を観賞する為の、菜に咲く花。
アブラナ科 Brassica campestris ナノハナ、菜の花、野菜の花。 どんな野菜かと言うと、Brassica、ラテン語でキャベツ。
 ナタネ(Brassica campestris)、セイヨウアブラナ(洋種ナタネ/Brassica napus)、
或はチリメンハクサイを改良した切花用のナノハナ、そられ全てが菜の花という名前で括られる。
 これがどの種類かは、知らないけれど早速、蜂が飛んでいる。


バラ ロサ・カニナ9976

バラ スィート・ブライアー9978
Rosa eglanteria スィート・ブライアー(バラzx99-78)

 
ヒイラギナンテン1101 1102
メギ科 Mahonia japonica 葉がヒイラギ、果実がナンテン、併せて柊南天。
棘はそれほど痛くはないし、果実は赤くは熟さないけれど。


プリムラ・マラコイデス1405
珍しい(?)八重咲き

 

マンサク3209 3213 3216
葉が残っているし、黄色の花弁。 一般的には、シナマンサク。
 Hamamelis japonica、固有のマンサク Hamamelis mollis 支那マンサクと呼ばれているもの
その交雑種 Hamamelis × intermedia '品種名'
 
マンサク3227 3229
花弁は濃い赤味を帯びている。 同じ枝に、橙色の濃い花も咲く。だから、交雑種と判断したけれど…。
 Hamamelis japonica、固有のマンサク Hamamelis mollis 支那マンサクと呼ばれているもの
その交雑種 Hamamelis × intermedia '品種名'

マンサク 3246
花弁が殆ど橙色を欠いているように見えるけれど、 赤味の強い橙色の花と同じ株に咲いている。

マンサク 3258
花弁が赤味を帯びた、橙色。 未だに完全な区別が付けきれない。 交雑種、園芸種の区別が付けられないからに他ならない。

 
 

ロウバイ 4737 4739
ロウバイ科ロウバイ属 Chimonanthus praecox f. concolor ソシンロウバイが盛りだった。
 変種中の一品種として、Chimonanthus praecox var. grandiflorus f. concolor と記述されているものなど、 学名表示にも幾つかの「違い」が見つかる。


二月の離宮公園南望
海は、大阪湾。 水平線の左が和歌山、その先に友ノ島が浮かび、右に淡路島の一部分が見える。

画像サイズは投稿した際のサイズのままに掲出している。
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