ウメ

離宮公園の梅だけれど、正確には離宮の梅ではない。
旧岡崎邸の跡地を神戸市が買い取って、離宮公園併設の植物園を作った折りに、造営されたと聞く。

梅は、紅よりも白。
やはり冬の午後の薄い陽を翳して撮りたくなるのは白。
ふっと、hanaさんを彷彿させるような雰囲気の女性カメラマンと二人して
目の位置にある白梅だけを撮っていた。








萼の赤茶色を撮り込む。
完全逆光よりも斜め上からの光で撮りたい。
そうすれば八重の花弁が重なってやわらかくなる。










「初雁」、須磨の白梅のほとんどはこの種類だと思う。
雄しべの葯もまだ花粉を飛ばしていないから、花として一番きれいに見える。

☆


「鶯宿」

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「月影」の名札があるけれど、萼は緑ではない。
二年前に熱心にメモを書いていた方から、いろいろと教わった。
特定はできないけれど、「白加賀」かも知れない。
(2010.01.29 須磨)


薄緑色の萼片を持つ種類、大船でも須磨でも「月影」の名前。
「緑萼」と名付けらけれた種類も、枝垂れもあるようだ。
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