シマサルスベリ、もとは亜熱帯気候の地に咲いていたサルスベリ。
幾つもの樹木が次々と温帯気候の地にもたらされて賑やかになっている。
地球温暖化の恩恵…などと、少し疑問符がつくような言葉を平気で口にする輩もいる。
白い花が咲くけれど、豪勢には咲かないから人気は無い。
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花は疎らにしか咲かない。
花は疎らにしか咲かないけれど、小枝はかなり密につく。
花に比べて葉のサイズは、普通に植栽されているサルスベリより大きい。
シマサルスベリ(島猿滑り) ミソハギ科サルスベリ属 Lagerstroemia subcostata
(2016.07.23 林崎町)
六年前に、この木で羽化したばかりの蝉を撮った。
充分に身を隠せる様に葉が茂っている。
シマトネリコなどと同じで育ちは早いから、高木になり公園樹などでは使われているし
サルスベリと交配させたムラサキサルスベリは植栽され始めている。
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シマサルスベリ サルスベリ白花種 ムラサキサルスベリ
どんな木でも人の背丈の頃もあるわけで、その木の近くを見ていると見つかることも多いですね。
ちょっとした気づきがあればどんな些細な事でも気に止めていれば、何となく解ってくることも多いのでしょう。
次々と新しいモノを追いかけていると、そんな時間の余裕はなくなってしまう。
興味が続かなければ違った見方で、同じものを見ることもないでしょうね。
昔遊びで葉を千切って「筋」をどれだけ引き出せるか…なんて遊びでやっていたものですね。
維管束などと言うことは、今だから解ること。
小石川には何本もあるのに花をじっくり見ることも果たして咲いているのかもよく分からず苦々しい気持ちでいたのです。
それがひょこっと目の前に枝が下がりそこに咲いていました。
多分これがシマサルスベリだろうと写しておいてよかったです。
高木の立派な木にも見上げたところ咲いているように見えました。
肉眼で初めて花の小ささを実感できますね
今日は早速オオバコの維管束見てみました~
やぶ蚊が多いのでそこそこにして帰ったのですがもう少し涼しくしのぎやすくなったらトチュウでも試してみます