葉が落ちたからこその「葉痕」、常緑樹も葉は落ちる。
▲ 葉が落ちた分だけ茎に葉痕が残る。▼
▲ 「ヤツデ」は八つ手と書かれるだけの事、葉の切れ込みは奇数が普通。▼
(2018.03.06 明石公園)
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最近、冬芽・葉痕の面白さを知った…と先日の須磨・季節の見どころ散歩での会話。
それは良かった、冬には冬の楽しみですね…と話した。
確かに探さなくても見つかるものだ。
葉が落ちたからこその葉痕。
ヤツデは今年の葉がまだ残っているから、古い葉痕。
斑入り葉
(2018.02.28 明石西公園)
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(2018.02.05 明石西公園)
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▲ 小さいけれどこれでもヤツデの葉、九裂。
ヤツデ(八つ手) ウコギ科ヤツデ属 Fatsia japonica
(2018.02.02・03 明石西公園・須磨離宮公園)
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去年1月のヤツデ
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(2018.01.23 明石公園)
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【ヤツデの両生花のこと】
ヤツデには両生花と雄花が知られている。
その両生花は雄性先熟で、花弁とおしべが落ちた後にめしべが伸びてくる。
たとえばオオバコやロウバイ、アブラナ科の花のように雌性先熟を選択するものもあり
自家受粉を避ける選択の一つとして「雌雄異熟」と表現されている。
ところでヤツデも雄性先熟なのだけれど、長い間「雌性期」から「雌性期」に移る…と表現している。
一つの花が「性転換」するかのような表現はまずいのではないだろうか、そんな疑問を提唱された。
ヤツデの花は雌性から雄性に性転換しているわけでは無いから「雄性先熟」の表現で充分だろう。
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今年のヤツデ
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