ヤツデの花盤に蜜が出ている花ばかりを撮っていた。
やはり何かしらの特徴があると何枚も撮ってしまう。
同じものばかり撮っても意味が無いですね…とよく言われる。
撮ること自体に意味など感じる筈も無いし、わざわざ意味づけする事も無い。
面白いから…というだけのことで、同じものを撮っている。
▲ ヤツデは雄性先熟、このようにして果実が出来てゆく。
ヤツデ(八つ手) ウコギ科ヤツデ属 Fatsia japonica
(2017.01.11 西新町)
☆
【ヤツデの両生花のこと】
ヤツデには両生花と雄花が知られている。
その両生花は雄性先熟で、花弁とおしべが落ちた後にめしべが伸びてくる。
たとえばオオバコやロウバイ、アブラナ科の花のように雌性先熟を選択するものもあり
自家受粉を避ける選択の一つとして「雌雄異熟」と表現されている。
ところでヤツデも雄性先熟なのだけれど、長い間「雌性期」から「雌性期」に移る…と表現している。
一つの花が「性転換」するかのような表現はまずいのではないだろうか、そんな疑問を提唱された。
ヤツデの花は雌性から雄性に性転換しているわけでは無いから「雄性先熟」の表現で充分だろう。
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今年のヤツデ
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