HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

セツブンソウ

2010-02-15 | 【独り言】

開花から数日経った花。
6カ所に増やされたセツブンソウ。
それでも、梅園に近い場所に人が集まる。
写真教室の方々と熱心な撮影者の間で何度も「小競り合い」
双方の言い分もわからないでもない。

狭い場所で大勢が三脚広げるのは非常識だと私は思っている。
目的が明確でその画像を熱心に残そうとなさっている方の姿勢は立派だとも思っている。
譲り合って…などということは昨今のデジカメ全盛時代では無理だとも思っている。
だから、そのような集団に遭遇する懸念の無い日を選ばないと駄目だと思っている。

ただ、一つだけはっきりしていることは、写真教室を開く側の、指導者の姿勢。
時間を切って、ほかの方々への影響を最小限に止めることは幾らでも可能だと思っている。
それが出来ない教室の生徒が、心に訴えるような画像を残すとも思えないし、
高級機材がもったいない。
ただ、集団に文句を言ったところで、多勢に無勢、無用なストレスになって撮影意欲もなくなるのだから、
運悪く遭遇したときは、諦めるのが無難だと思っている。

今日はそのやりとりを高見の見物と洒落込んでいたけれど、
お一人が、盛んに枯れ葉を取り除いていたのだけは許せなかった。
小さいけれどしっかりと、枯れ葉はそのままにしておいてほしい…そんな文字が書かれている。
熱心に花を撮る、きれいな画像を残す、そのために一枚の枯れ葉くらい…
たぶんその程度の気持ちだろう。
いつも花の画像を撮るときには、余分なものは取り払われているのかも知れない。
周りに人がいなくなると、次々と被写体の周囲の葉は取り除かれてゆく。
そのために、消滅するほどセツブンソウは弱い花ではない。
人が見ていないと思ったのだろうか、咲き終わりそうな花、少し横を向いている花などにも手が伸びていた。

だから、一言。
『きれいな写真撮りたいのなら、自分の家で育てなさいよ…』


花弁の先端部分が裂けて蜜腺になっている。
咲き始めは緑色、のちに黄色味を帯びてくる。


セツブンソウ キンポウゲ科セツブンソウ属 Shibateranthis pinnatifida

(2010.02.14 京都)

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