HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

久し振りの山歩き

2014-10-16 | 【独り言】

2008110301j 
吾妻山を辞す 前方に昼食を摂った池の段の尾根が見える

幼馴染ご夫妻のお誘いで、広島・島根県境の山を歩いた。
大昔、木次線の三井野原から尾根道を辿った烏帽子山の三角点も触って来た。
中国山地、山脈とは言わないのは老齢期の山塊だからだ。
日本アルプスの名がある、飛騨、木曾、赤石山脈のように幾つもの縦走コースがあるわけではなく、幾つかの小山を繋げて歩く程度の山行きになる。
殆ど山裾まで林道やバス道が入っており、そこを拠点にすれば十分日帰りで山歩きが出来る。

2008110302t 
池の段から立烏帽子山(1299m) この画像の反対側には、歩いてきた山並みが見渡せる。

今回は西側にある吾妻山ロッジに一泊して、一日で吾妻山・烏帽子山・比婆山を歩き、池の段をピストンして、東麓の広島県民の森に下りた。
全山紅葉だったけれど、薄く雲が出ていたために青空の下ではなかったから、赤や黄色の色鮮やかさは望めなかった。
それでもやはり空気の爽やかさと、低く連なる1000程度の山々はほとんどが紅葉に覆われていたから、十分すぎる秋を満喫できた。

P1270432 P1270477

カワラナデシコとリンドウ           ミコシグサ
咲き残っていた山の花の幾つか、ウメバチソウ、リンドウ、アキノキリンソウ、カワラナデシコ、コウゾリナ、ミヤマハハコグサにも出会えたし、山麓ではミコシグサにも出会った。
いつも思うことだけれど、ちょっとした山でも平気で登れてしまうことは、やはり車社会の恩恵なのだろう。
山麓の村から辿った時代など、もうとっくに忘れ去られていて、大昔の山ヤは歳をとったなぁ~と感慨深げだった。

OCNブログ人 2008-11-05 10:06:32


コメントを投稿