HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ワレモコウ(吾亦紅 吾木香)

2020-09-08 | 夏 赤・桃色系

ワレモコウの花穂が色付いて花が咲き始めている。
花は上から順に咲いて行くから、下には蕾が控えている。

 一つの花は4枚の萼片、中央に目立つ稜があり開き初めは白、やがて赤紫。
おしべの葯は黒、開くと黄橙の花粉が飛び散り白っぽくなり終わる。
中央にめしべ、柱頭は赤紫。
咲き終わるとみんな赤紫、見慣れたワレモコウは赤紫。


















(2020.08.10 大道町)














(2020.08.11 大道町)












ワレモコウ(吾亦紅 吾木香) バラ科ワレモコウ属 Sanguisorba officinalis
(2020.08.27 大道町)


▲ 全て花が咲き終わってしまって、赤紫の萼片だけが残っている。
この状態になって「ワレモコウが咲いている」と言う人も多い。▲

▲ ワレモコウ満開、などと言う図だけれど、少し植物に関心があれば注意したい。咲き終わった花殻を見ているに過ぎないからだ。▲
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