HAYASHI-NO-KO

唐松岳 不帰険 白馬方面

シュウメイギク(秋明菊)

2022-11-03 | 複数の色 混色系

名前に惹かれてこの花を植えている庭を見かけることが多くなった。
花時はあぁ、シュウメイギクが咲いてる、秋だねぇ~などとちやほや?される。
コスモスは目的を果たせば耕されて田畑に漉き込まれ、緑肥になる。
こちらはコスモス同様に秋の花…としては人気もあるのだけれど
綿毛の頃にはなんの役にもたたないから刈り取られる。








▲ 物知り顔して「花弁じゃなくて萼片だ…」と話す人がいる。
シュウメイギクの名前に惹かれる人には、
そんな野暮ったい?話など無用だ。▼

(2022.09.25 明石公園)












(2022.10.15 明石公園)












(2022.10.26 須磨離宮公園)






(2022.10.31 上が池公園)














シュウメイギク(秋明菊)
 キンポウゲ科アネモネ属
Anemone hupehensis var. japonica(=Anemone japonica)
(2022.11.02 北王子町)

 
▲ シュウメイギクに花弁は無く、白い花弁状に見えるのは萼片、その下に見えるのは苞片だろう。画像では5枚見える。 
右はコスモスの花弁(薄桃色)・萼片(半透明)・苞片(緑色) ▲
 
 
▲ いずれもシュウメイギクと呼ばれている花。普通には園芸種として一重が栽培、八重 中には千重もある。▲
シュウメイギクと名付けられている「貴船菊(園芸ではキブネ、俳諧ではキフネと濁らない)」は八重、
現在栽培されているのは殆どが一重で、八重の「キブネギク」とは区別している方も多いから
キブネギクはシュウメイギクの原種、そう説明されることも多い。

Anemone japonica の学名からは、日本自生種説が妥当?とも思われるのだけれど
冬の水仙(日本ズイセンと呼ばれているもの)同様に、大陸からの帰化植物説が主流。

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シュウメイギク2020 シュウメイギクの萼・苞 2021



2 コメント

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美しいですね。 (こいも)
2022-10-22 23:05:00
林の子さん
たくさんのシュウメイギクを見させていただきました。
とっても美しくて・・・魅せられました。
もし、花後の綿毛を見ることができたなら
それはラッキーなこと・・・。
またカメラを向けたいと思います。
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期待したいですね。 (林の子)
2022-10-22 23:32:49
刈り取られてしまっていることが多くて殆ど撮ることが出来ない花後。
植えている場所も少ないので、花が終わるとすぐに刈り取られてしまう。
残されている場所が見つかることを期待したいですね。
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