HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ヒャクニチソウ ホソバヒャクニチソウ ジニア・プロフュージョン(Zinnia Profusion)2024-2

2024-09-25 | 複数の色 混色系

ジニア・エレガンス(Zinnia elegans)とジニア・リネアリス(ホソバヒャクニチソウ/Zinnia angustifolia)を交配したものが
ジニア・プロフュージョン(Zinnia 
Profusion)の名で「さかた」が販売している。
今ではこの少し小ぶりのヒャクニチソウが花壇の花になっている。




ジニア・プロフュージョン Z
innia Profusion(Zinnia elegans x Zinnia angustifolia)


▲ キク科の花だから、花弁に見える一枚が花の構成要素。蕾の折には幾つもの花を包んでいるので総苞。▼

(2024.07.18 貴崎町)

 

  
(2024.08.07 硯町)

田んぼの隅ではなくて花壇の花になっている。



 
▲ 筒状花は舌状花に近い周辺部から咲き、めしべが伸びて来ると色を失って茶変してゆく。
筒状花と舌状花のめしべの形状は少し異なる。▼


 
▲ 花期の終盤、周囲の舌状花の花弁は黄色から茶色部分が広がり、中心部の筒状花は殆ど黄色は失せてこげ茶に変わり、苞片だけが目立つ。▲
ヒャクニチソウ(百日草)キク科ヒャクニチソウ属  Zinnia Profusion(Zinnia elegans x Zinnia angustifolia)
(2024.08.17 明石公園)

 

 

 
ホソバヒャクニチソウ(細葉百日草)キク科ヒャクニチソウ属  Zinnia angustifolia(= Z. linearis)
(2024.08.26 田町)

 

 
(2024.09.01 林)

 


(2024.09.16 王子町)



 
▲ ヒャクニチソウ キク科ヒャクニチソウ属 Zinnia elegans ▲
(2024.09.23 明石公園)

ジニアとヒャクニチソウは違う??
花の大小などではなく、ジニアは学名Zinnia elegans、キク科一年生植物
ヒャクニチソウ(百日草)は学名Helianthus annuus、キク科多年生植物
 百日草の花は大きな黄色い頭花で中心に黒い種子が出来る。 ジニアは暑い時期にも花が休むことなく咲き続ける一年草。
和名で百日草と呼ばれているのは、百日という長い間咲き続けると言う説と種まいて100日で花が咲くと言う説。
いずれにしても、和名でヒャクニチソウと呼ばれているものはZinnia elegansだと思っている。

 
▲ 鱗のような目立つ蕾、幾つもの「花」を包んでいるヒャクニチソウの総苞部分 ▲
総苞と萼
萼は花の外側の緑色をした葉状の構造、キク科植物では花弁に当たる舌状花の内側にも筒状花があり
多くの花の集合体なので上の図のようにそれぞれに萼片を持つ。
従ってそれら全ての「花(おしべ・めしべ・花弁・萼片)」を包んでいるので、総苞と呼んでいる。
苞(苞葉)の役割は本来は蕾の保護だけれど、苞の発達しない場合には萼が保護を担う。

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ヒャクニチソウ ジニア プロフュージョン2024 チトニア・ロツンディフォリア(メキシコヒマワリ)

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