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高野さんはしっかり標本作製のために一部を採取した。
採取した中には種子もあったそうだから良かった。
同じ場所でヌマガヤツリも見つけた。
▲ この種の花は、花弁が無いし蕾状態と果実の区別はつきにくい。
少し太っている?のが果実…だろう。▼
▲ 茎にも葉柄にも刺、やはり花序柄の腺毛が気になる。▼
▲ 花弁は無い。内花被片は白く、外花被片は薄桃色。▼
▲ 歯車状の変わった形の托葉鞘、これだけで充分サデクサ…だろう。
サデクサ(叉手草・摩草)タデ科イヌタデ属 Persicaria maackiana
(2018.09.28 伊川)
☆
【蛇足】
サデクサ、名前の語源は不明、小魚などを掬い取るサデ網(叉手網)からだ…
と言う説が何故かしっくりとくる。
形は様々、呼び名も様々な漁具(と言うより、小道具)だけれど。
小魚を掬い取る網には、タモと呼び習わしているものもある。
こちらは諸説あるようだけれど「攩網(トウ)→玉網(タマ)→タモ網→略してタモ」
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サデクサ ミゾソバ
ママコノシリヌグイ アキノウナギツカミ イシミカワ
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