HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ツワブキ(石蕗、艶蕗)

2020-11-29 | 秋 樹木 果実・葉

そろそろツワブキの黄色もお終いになる。

【キク科図解】

1. 子房 2. 冠毛 3. 筒状花の花冠 4. 舌状花の花冠 
5. 合着しているおしべ 6. おしべの花粉 7. めしべ 8. めしべの柱頭
成熟期になると、めしべはおしべの花粉を押し出すように伸びて来る。


▲ 舌状花のめしべがのぞき始めている。筒状花はまだ開いていない。▼





▲ 舌状花に近い筒状花が開花した。合着したおしべが伸び、花糸が白く見えている。
蕾の周囲には冠毛が光っている。▼





▲ まだ中心部の筒状花は開いていないが、周辺部ではめしべが花粉を貰っている。▲



▲ 筒状花は殆ど開き、合着したおしべから花粉を押し出すようにめしべが伸びて来る。▼



▲ 合着したおしべは花粉を出し切ると茶褐色が濃くなる。▼

ツワブキ(石蕗、艶蕗)
 キク科ツワブキ属 Farfugium japonicum
(=Farfugium tussilagineum 、Ligularia tussilaginea)
(2020.11.26 田町)
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今年のツワブキ 綿毛の頃 冬姿 離宮公園のツワブキ 枯れ姿 
ツマグロキンバエ ツワブキに集まる昆虫 キクに集まる昆虫


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