HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ツワブキ(石蕗、艶蕗)

2020-11-08 | 秋 黄色系

今日も昆虫類が飛び回っている。
撮りたい花以外で遊んでいてくれると助かるのだけれど
人の気配など我意に感ぜずの猛者も多すぎる。


▲ 舌状花に近い部分の筒状花は開いているが、中心部に近いものは開いていない。▼





▲ 花弁状に筒状花の下部からツンツン伸びているのは冠毛の一部?だろうか。
開花が進むと見えなくなっている。冠毛は花が終わると綿毛を構成する。▼


▲ 合着したおしべの束(茶褐色に見える部分)から花粉を押し出しながら、2裂した柱頭を持つめしべが伸び上がっている。▼







▲ 総苞片側から見た図。▲

▲ 花粉を食べにやって来たヒラタアブ ▲











(2020.11.04 明石公園)








ツワブキ(石蕗、艶蕗)
 キク科ツワブキ属 Farfugium japonicum
(=Farfugium tussilagineum 、Ligularia tussilaginea)
(2020.11.05 明石公園)

 
▲ 枯れ姿  右はツマグロキンバエ ▲


1. 子房 2.冠毛 3.筒状花の花冠 4.舌状花の花冠 5.合着しているおしべ 6.おしべの花粉 7.めしべ 8.めしべの柱頭
成熟期になると、めしべはおしべの花粉を押し出すように伸びて来る。
【キク科図解】

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