HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

カンナ・グラウカ(Canna glauca)

2021-11-14 | 秋 黄色系

複雑な構造を撮ろうと思っても咲いている場所が少なくなったカンナ。
細身だけれど、これもカンナ、そう思って面白がって撮っている。
巨大なカンナを道端で見ることが無くなったから
例え植栽でも類似の植物の調べ物をするには好都合だ。




▲ 花弁、仮おしべ、めしべ、萼片、苞片… 「花」を構成している要素はみんな揃っている。▲

▲ おしべ5本が花弁化している。▼

▲ 花弁化したおしべ2枚は小さい。そこからめしべが覗いている。▼

▲ めしべはヘラ型の花柱で1本、そこにおしべの花粉が付いているのだけれど受粉しているかどうかは分からない。 ▼



▲ めしべと柱頭部分、花柱にはおしべの花粉が付いている。画像右下に萎びて見えるのがおしべ??
花弁化している幅の狭いおしべの側面に付いている?? ▼








▲ へら状のめしべの柱頭は2裂している。それに寄り添っている萎びたのがおしべ?? ▼



(2021.11.02 明石公園)

弁化したおしべが5枚、めしべはヘラ型、花粉が付いているのだけれど
その花粉の出元は??と考えていた。
そうか、やはりおしべは6本、5本が弁化して残る1本がしっかりと花粉を出している…。
そう見ると、萎びて見えて居るのが6本目のおしべと言うことで納得できる。












カンナ・グラウカ(Canna glauca)
カンナ科カンナ属 Canna x generalis
(2021.11.09 明石公園)
--------------------------------------------------------------
カンナ・グラウカ カンナ ダンドク 昔話とカンナ 
ブログ記事一覧-HAYASHI-NO-KO (goo.ne.jp)



コメントを投稿