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何度も撮ることになる。
葉が全て散り敷くことなく、次の新しい芽がでいる。
スズカケノキは葉柄の中に冬芽が隠れている。
だから葉が落ちるとそこに冬芽が出て来る。
街路樹の殆どはモミジバスズカケノキ が使われている。
モミジバスズカケノキは、スズカケノキ(Platanus orientalis)とアメリカスズカケノキ(Palatunus occidentalis)との雑種
(2014.01.11 明石公園)
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アメリカスズカケノキ スズカケノキ科スズカケノキ属 Platanus occidentalis
モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木) Platunus x acerifolia
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当初からこの樹をモミジバスズカケとして掲出したが、葉の形、果実の数(殆どは一つ、時に二、三個)から
アメリカスズカケノキではないかとの指摘を頂いた。
ただ、雑種の場合、両者の性質がどこかに出て来る訳で、特に樹皮は下部では剥がれ落ちている部分は見えないが、
枝分かれした部分はやはり剥がれ落ちていることから、やはりモミジバスズカケの古木と感じる。
そのように追加記述をしたのだが、幾つかの樹を見る限り、
葉の形状、果実の数、樹肌の特徴からアメリカスズカケノキに落ち着きそうだ。
(2014.02.08 明石公園)
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プラタナスは葉柄内芽
円内左が冬芽、右はまだ葉が残っているのだが、この葉柄の中に冬芽がある。
プラタナスの果実は、痩果の集合果、径4㎝ほどの球形となる。
球状の集合果は他にもあるが、プラタナスのような痩果の果実は少ない。
痩果が放射状に集まって球状の果実をつくっている。
痩果には長い毛が密生していて、先端はくちばし状に尖っている。
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モミジバスズカケノキの花 去年暮れの画像
ヨシの茂る東側の堀端にある3本のプラタナスは、柄が途中で二股になり実が2個なのでモミジバスズカケノキ、野球場脇のプラタナスは、柄に実が1個なのでアメリカスズカケノキと思っていたのですが…
「タマが二つ…」と見えなくはないかな…程度の曖昧さがありました。
さっそく、昨年末の画像と共に訂正させて頂きました。
こちらこそ、明石公園徘徊(?)の折には、新ネタをよろしくお願いいたします。