HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

モミジバスズカケノキ → アメリカスズカケ

2014-01-21 | 春 樹木 果実・葉

何度も撮ることになる。
葉が全て散り敷くことなく、次の新しい芽がでいる。
スズカケノキは葉柄の中に冬芽が隠れている。
だから葉が落ちるとそこに冬芽が出て来る。




 





 


 街路樹の殆どはモミジバスズカケノキ が使われている。
モミジバスズカケノキは、スズカケノキ(Platanus orientalis)とアメリカスズカケノキ(Palatunus occidentalis)との雑種
(2014.01.11 明石公園)


 



 


アメリカスズカケノキ スズカケノキ科スズカケノキ属 Platanus occidentalis
モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)  Platunus x acerifolia

当初からこの樹をモミジバスズカケとして掲出したが、葉の形、果実の数(殆どは一つ、時に二、三個)から
アメリカスズカケノキではないかとの指摘を頂いた。
ただ、雑種の場合、両者の性質がどこかに出て来る訳で、特に樹皮は下部では剥がれ落ちている部分は見えないが、
枝分かれした部分はやはり剥がれ落ちていることから、やはりモミジバスズカケの古木と感じる。
そのように追加記述をしたのだが、幾つかの樹を見る限り、
葉の形状、果実の数、樹肌の特徴からアメリカスズカケノキに落ち着きそうだ。
(2014.02.08 明石公園)

プラタナスは葉柄内芽
円内左が冬芽、右はまだ葉が残っているのだが、この葉柄の中に冬芽がある。


プラタナスの果実は、痩果の集合果、径4㎝ほどの球形となる。
 球状の集合果は他にもあるが、プラタナスのような痩果の果実は少ない。
 痩果が放射状に集まって球状の果実をつくっている。
痩果には長い毛が密生していて、先端はくちばし状に尖っている。
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モミジバスズカケノキの花 去年暮れの画像



2 コメント

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本年もよろしく (michy)
2014-01-21 21:42:52
こんばんは、
ヨシの茂る東側の堀端にある3本のプラタナスは、柄が途中で二股になり実が2個なのでモミジバスズカケノキ、野球場脇のプラタナスは、柄に実が1個なのでアメリカスズカケノキと思っていたのですが…
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ありがとうございます。 (林の子)
2014-01-21 22:51:18
この樹とのお付き合いは三年、最初の頃から少し疑問を感じながらモミジバスズカケノキのままに残しておりました。
「タマが二つ…」と見えなくはないかな…程度の曖昧さがありました。
さっそく、昨年末の画像と共に訂正させて頂きました。

こちらこそ、明石公園徘徊(?)の折には、新ネタをよろしくお願いいたします。
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