HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

プラタナス

2005-11-14 | 春 樹木 果実・葉

 Platanusである。
 プラタナスと、スズカケノキは同じもの。
 私にはやはり、秋の落葉の後に枯枝に残っている果実の印象のほうが強いから、今でもスズカケノキ(鈴懸の木)と呼んでしまう。
 けれど、今見ている街路樹の多くは、その鈴懸の数がかなり多い、アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸の木)や、交雑種のモミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木/楓葉鈴懸の木)の方だそうだ。

 あのまん丸の玉が、葉の落ちる前からぶら下がっているけれど、すっかり葉が落ちた後の風情は、それはそれは懐かしい。
 今ではもう、学園都市という名の、丘陵地帯を削って出来上がった新しい街に移転してしまった学舎には、鈴懸の大樹が何本も有ったし、秋には果実がぶら下がりその下を歩くと必ず口について出た歌があった。

 似たような果実をつける樹が、大船には何本かあるのだが、そちらはモミジバフウ(紅葉葉楓/アメリカフウ/Liquidambar styraciflua L.)、イガイガの殻に種子が収まっている。

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