幾つかの事情が重なって少し疲れが出ている。撮った画像の殆ども整理されずに残っている。画像にはいつもの春が残っている。のんびりと、学生時代の山仲間と湯河原から山を歩き翌日は山頂から眺めた真鶴岬まで歩いた。来年もまた同じ春にどこかを歩くだろう。(2014.05.11・12 湯河原・真鶴)---------------------------------------------------------- . . . 本文を読む
はがきがどっさりと入ったくろねこメール便が届いた。第16回日本植物画倶楽部展、3月18日から西宮市立北口ギャラリーで開催される。こうした案内が届くようになってもう何年になるだろう。ボタニカルアートへの関心は、確かに無くは無かったけれど植物に少しだけ関わりを持ち始めてからは、かなり傾倒していることは確かだ。植物への観察力無くしては描き得ないこと、それに対峙している画家の思いを感じるから嬉しい。美しい . . . 本文を読む
精力的にボタニカルアート展を続けている。頭が下がるのは、それぞれに思いを込めた作品が並ぶことだ。一度、オオイヌノフグリ製作秘話を読んだことがあるのだけれど幾つもの作品には、必ずひとつふたつの秘話があるのだろうと。『遠いから、来なくてもいい…』と、いつも言われるのだけれど関東時代は、京都や大阪まで絵更紗展を観に出掛けた。高校時代の同窓たちの活躍は、遠い昔ではなく今の事だから何時までも楽 . . . 本文を読む
春に西宮展があった。植物精緻画、などと言うと叱られるかも知れない。植物をそのまま描けば今では「ボタニカルアート」なのだそうだ。植物を題材にした絵なのだからそれで良いのだそうだ。むずかしいことを言わずに、鑑賞すれば良い。何度もそう言われたけれど、写真よりも気持ちのこもった絵の方が素晴らしいと思いつつ「ボタニカルアート」は単なるアートではないのだと、今でも思う。しっかりとした観察力が無ければいけないの . . . 本文を読む
北陸本線・木之本駅は、昭和32年の新線切り替えまでは、柳ケ瀬越えの険しいルートだった。大昔の鉄ちゃんは、賤ヶ岳古戦場の史実がかなり現代風な創作部分もあると知らされていたこともあってむしろより現在に近い事実と自分の趣味の範囲だった鉄道の方に興味が残っていた。おまけに、昔、ワンダラーが辿った道はこんな簡単な道は無かった…などとまだ山歩きしている吉田と二人で、群れているシャガの話をし、道端 . . . 本文を読む
梅がやっと咲き始めたばかりの今年の冬。雪が舞い落ちることは何度かあったけれど、積もることは二度だけだった。高校最後の冬は指先が痛くなるほどに寒かったし、卒業式の前には何度か雪が降った。時間があれば山之内記念図書館に入り浸っていた頃その冷え冷えとした木の床に、誰かが持ち込ん雪が水になって残っていた。その卒業から、来週で49年にもなる。今も、何の衒いもなく話が出来る何人かの同窓がいるし時にはその頃の共 . . . 本文を読む
森林植物園で会った時この秋はミウラではなくて…、そんな話しをしていた会場は、北野坂を真っ直ぐ北に上がり異人館通り手前の「GALLERY 北野坂」タイトルは、小西美恵子植物画展となっている長いキャリアの持ち主だけれど、個人展の案内を貰ったのは初めてのことだ秋、真っ只中の10月17日(水)~21日(日)までの会期今までの作品群に加わる近作も楽しみだお近くの皆さまには、ぜひ足をお運び頂きた . . . 本文を読む
恒例の森林植物園・展示館での作品展多忙な中、時間を合わせるのも大変だけれど毎年楽しみにしている今年はお仕事仲間お二人とご一緒だった植物園の企画展示と言うことで、今年は夏休みに開催予定の子ども植物画教室の期間中も展示する事になったとかで約三ヶ月貴重な作品群なので、ライティングについても仔細な打ち合わせ展示用の幾つかの小道具類にも、細かな配慮が払われている展示数30点、懐かしい方のお名前も&helli . . . 本文を読む
幸ちゃんから、京都文化博物館での絵更紗展案内が届いた。元井先生が体調を崩されて、結局去年は中止になってしまった展覧会。残念だが、この催しも『たぶん最後京都展になると思います』と書かれてあった。いつもの(?)メンバーの参観予定も書かれていたけれど、私は中日の30日しか休めないので、たぶん「ミニ同窓会」にはならない。藤沢時代にも何度か出掛けたし、元井先生にはずいぶん親しくして頂いた。三年前には、福岡か . . . 本文を読む
栂池の夏番外編其の五栂池自然園は標高2000近い所に広がる高層湿原。白馬乗鞍岳の南斜面に広がる台地。幾つかの湿原がその台地に点在し、周辺に高山植物が育つ。植栽部分もあるだろうけれど、厳冬期の降雪を考えるとそこにもともと育っていた植生のみが、毎年綿々と生き続けていると思われる。年とともに観光入場者も増え、一部で絶えてしまった植栽もあるだろう。それでもそれも自然…と言うことかも知れない。 . . . 本文を読む