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その1 やっぱいい映画です秋刀魚の味

2013-12-15 09:23:56 | Weblog
2013年12月15日 日曜日

今朝は21度も風が冷たく日本の初冬のたたずまいです。

昨夜の映画鑑賞
さすがに小津作品 我が年齢になるとしんみりと心を打ちます。
現役時代には、ただただ豪華キャストで好きな女優が出ていて楽しんだが!!

昨夜も開始が遅れました。
でも司会の女性が吾輩に話しかけてきます。
私しゃ映画のあとで感想をしゃべれなんて言われるのかと心配??


ただのお話でした。でもベトナムの人ってやっぱ人懐こいです。ここが好きです。

でも彼女がこのHoaSen大学の講師でメディア論を教えていること!!

いつものダンディさんは映画監督さんで大学とは関係ないことを教えてくれる。


この監督さんは情熱的です。熱いです。
ベトナム語がわかんないけど心は分かりました。

スタートは小津さんのお墓を前にして解説。


小津安二郎の墓・北鎌倉円覚寺 60歳オリンピックの前年に逝去
ちなみに笠 智衆は米寿で逝去


我が大好きな一語なら 無
もう一つは空ですが!!

4文字なら色即是空
般若心経です

我が大好きな京都の散策場所、大文字から真っ直ぐ下山すると法然院です。
ちょっと女性が下山するには無理な急傾斜ですが!!

そこの墓地に谷崎潤一郎関連の墓があり墓碑には寂と空
 

そして秋刀魚の味の題名はこの谷崎潤一郎と関係あり!!
Wikipediaから
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佐藤春夫は友人である谷崎潤一郎の妻・千代に横恋慕し、
1930年(昭和5年)に譲り受けるということがあった。谷崎と千代の
離婚成立後、三人連名の挨拶状を知人に送り、「細君譲渡事件」として
新聞などでも報道されてセンセーショナルな反響を呼び起こした。

代表作である「秋刀魚の歌」(詩集『我が一九二二年』所収)も千代への思慕が背景にある
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カラー作品です。




息子役の佐田啓二、次男の三上もいい!!


長男の嫁役の岡田茉莉子がいいです。


2人の会話にベトナムの皆さんが笑います。

24歳母亡きあと家庭を支える岩下志麻がいいです。


結果的には結婚して家を離れるまでをそれはそれは楽しく哀しく描かれる。




しかし男の悲哀をみごとに感じさせるのが中学同級生「笠智衆」「中村伸郎」「北竜二」たち!!

 

 
この場面には私もかつがれました。
娘の結婚の話を進めてもらおうと友人宅を訪問!!

息子の同僚が好きという娘:でも確認すると既に相手が決まっていた。
同僚も妹さんが好きで結婚したかったが兄貴も親父さんもまだまだって!!
あまりに無頓着に娘の結婚を考えていて一歩間に合わず悔しい哀しい思い!!

友人2人は真剣に碁を打っている!!!!
娘は左の友人の会社で働いている。何度も何度も見合いを奨められている!!

そして実は本日、お願いに来たと同級生に頼む!!
右の友人がお前があまりに返事が遅いので俺の知り合いに決めてしまったと!!

残念だったなあってなぐさめる!!!!!
またもや一歩間に合わず!!??

そこに奥さんが入ってきて、あまりいじめてはかわいそうですよ!!
このあたりのやり取りがたまらなくいいです。

2人の友人はからかっていました。わたしも完全にからかわれました。
でも友人が若い後妻をもらい飲み屋のお上に
彼の葬式から飲み屋に直行って!!
そこに彼が出現!!!!!!!
ってからかったことが!!!

まあ仕返し程度のからかいではあるが!!

そして娘は結婚できることに!!



居酒屋で酒を呑みながら、冗談を言い合い、身の上話をして
お互いの幸せを気遣う・・・その中で、いかにもうまそうに飲むお酒、
男の友情に人生の味を感じさせる。ベトナムの皆さんも何度も大笑いです。。

亡き妻に似た岸田今日子の「トリス・バ―」のシーン・・・そして戦友
この歳になるとこの岸田今日子もなかなかの魅力的女性です。
年とるを今まで見えなかったものがだんだん見えてきます。
やっぱ元気で長生きは楽しいです。

軍艦マーチではしゃぎます。
敬礼です。

どちらが海軍?どちらが陸軍?分かりますか?

我が小さい頃はこの曲がラジオからよく流れてきたもの!!
そして我が20代の一時期はパチンコ屋の定番だったが!!
現在ではパチンコの騒音に耐えられず行ったことがなく知らないが!!








 
 

結婚式当日には親父の悲哀

 

友と別れてトリスバーへ
お葬式の帰り??って尋ねられまあそんなところーーーってところでまたもやベトナムは笑う。

このときの笠さんは58歳

吾輩もまあ男もやもめのような生活
67歳

りゅうさんが88歳米寿なら吾輩も77歳喜寿から米寿そして99歳白寿
なんてかってな希望が浮かんできました。

時代は違っても
男やもめをかこつ笠智衆演じる「平山周平」、元海軍・艦長、
今は高級サラリーマンだが、日々の立ち居振る舞いに
そこはかとない侘びしさを漂わせている・・・

小津安二郎はそんな男のはかなさを
佐藤春夫の詩に思いを馳せた。

「あはれ/ 秋風よ/ 心あらば伝えてよ/ ・・・男ありて/ 今日の夕餉に/ 
ひとり/ さんまを食らいて/ 思いにふける/ と」・・・
「さんま、さんま/ さんま苦いか塩っぱいか/ 
そが上に熱き涙をしたたらせ・・・」 ・・・

ってことで映画のタイトルにしたらしい!!
51年前の彼の遺作

さすが小津映画、余韻が長く長く残ります。
もし彼が今の日本を映画にするなら
どんな男の生き方、女の生き方を
表現する??????

やっぱ彼の死を悼まずにはおれません。


帰宅してすぐにDaveから超久しぶりのチャット
今年の夏は元気にファミリーで日本旅行も
健康維持には大変な努力がって!!

吾輩より8つ年上、75歳はやっぱ大変な年齢って思わされました。

2007年、彼とサイゴンに来てなければ我輩の現在はなし!!
やっぱ大友人で大恩人です。

昨夜はタンさんと連絡がついてなくメッセージが!!
定刻に我が家に来てくれていました。

そして本日は用事でキャンセル

お詫びのメッセージを
そして本日は自由となった日曜日です。

気分よくブログしました。

HoaSen大学の地下駐輪場は広いです。
昨夜午後9時50分


1回目の休憩
午前7時23分

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