その３ ろうそくと線香 カトリックと仏教

大家さんのご主人と
写真のご主人さんのお祖父さんは
そっくり顔
亡くなった妹さんとお祖母さんの
遺影も掲げてある

１Fに
本日から新しきロウソク２本と
線香が準備された。
更にお供えも。

カトリックの仏教が一緒になった感じで
ここサイゴンではうまく
人の心を穏やかにするのかも！！

ただいまも線香の香りが
とてもよく
３Fまでも
香ってきます。

３回目の休憩
5:30pm

その２ 富士山と桜 日曜日

１Fのカレンダーは
大家のHoaさんが勤務している
日本ベトナム化学肥料会社のもの！！

雪をかぶった富士山を遠景に
さくらの花に着物姿の日本女性

帰国が待ち遠しいです。

さてさて１時間遅れて何事もなかったかのように
二人のスピーチコンテスト参加者が到着。

まずはどれくらいの会話スピードか測定
一人目は１分２５０文字で聞き取りやすい速度！！
５分だと１２５０文字　原稿用紙３枚ちょっと！！

そして抄録に準じてスピーチ用の原稿を
インタビューしながら書きはじめると！！

途中で今日は忙しくて
適当に書いてメイルしてと！！
信じられない発言！！

インタビューしながらでないと書けないし
抄録と違って２次試験はプレゼンに質疑応答もある。

わずか２週間で発音から発表の仕方まで毎日１時間は
練習しないとベスト１０は無理と説明！！

これは授業ではなくボランティアでお手伝い
君達が忙しければ強制でなく参加しなくてもいいと言うと
入賞したいが勉強する時間はないので原稿を書いてもらって
それを読む練習して挑戦したいと！！

ああこの二人に
スピーチコンテストに優勝して
ご褒美日本行きをもらう資格はないと判断！！

いやこれでベスト３に入るなら
あまりに軽くコンテストをなめていると思いました。
また決して彼らが２次をパスするとも思えなかった。

とにかくは途中まで発表用に直した
原稿をUSBにコピーして帰ったが
どうして学生ははじめから
１次にパスしても時間がないから
応募しないといわなかったのだろう。

おんぶに抱っこに努力しないで入賞して景品が欲しいとは！！
できれば日本行きのチケットが欲しい！！

小生２次の審査員に応募して
彼らを外したいと思うほどでした。
しかし現況では２週間後に彼らが
２次をパスできるとは思えないが！！

６－７人の原稿を直し全員１次をパスしたのは
日本人が手伝うからであって
とってもじゃないが
彼らの実力ではない！！

書類だけはパスしても２次は
プレゼント質疑応答を
本人がやらなくては！！
練習しなくて
できるはずがない！！

この期間の勉強のプロセスが大切なのに
それが応募の意義なのに！！
そこに飛躍的な日本語能力の進展があるのに！！
二人を見ながら
なんだか暗い気持ちになってきました。

そんな気持ちの人間なら
恐らく残りの人も彼らから聞いて
もう練習に来ないかも！！

なんて甘い考えなんだろう！！
どうして応募したのか
未だ理解できない！！

やる気があるって言ったから
お手伝いしたのに！！
すべてが無駄に！！

無駄の効用は
どこかで
現れるって？？
疑問符がつきました。

２回目の休憩
5:10ｐｍ

その１ カトリックのホアさんと線香 日曜日

Sunday, Apr 4, 2010

平成２２年　卯月　４月４日　日曜日

午前９時半に大家のホアさん夫婦がピンポーン
暫くして３Fの部屋にとってもいい香り？？
今までの料理のいい香りとは違っていて
不思議に思い１Fをベランダから覗くと
もう鍵が閉まっている。

線香とロウソクが新しく変わっていて
線香から流れてきている香りでした。

信仰心が厚い大家さん夫婦
カトリックと線香の組み合わせの中に
独特のベトナム文化と宗教のあり方の妙を感じました。

それにしても
スピーチコンテスト練習の約束時間に現れない
学生諸君に失望！！　特訓しなくては絶対無理な
レベルだけに一抹の不安を感じています。
どうしてベトナムの人ってこうなのか不思議です。

インターネットの集金が来ました。
357,500ドン　1800円でした。

1回目の休憩
10:45am