5月11日(月曜日)産経と5月10日(日曜日)読売の新聞特選記事を紹介する(写真クリックで拡大、さらにクリックで拡大)
『5月11日産経』
佐伯啓思氏のコラム「日の陰りの中で」がユニークで面白い。最近、同氏のコラムをあちこちで散見するが、いずれも捉え方が独特で感心させられる。
近代日本人は、常に西洋諸国にモデルを求め、彼らの成果を取り入れていたが、もはや欧米もモデルにならない。真に求めらているのは、どのような社会を作るかという「哲学」であり「価値観」という。
『5月10日読売』
7日の英国選挙で単独過半数を獲得した保守党に対し、56議席から8議席に激減した中道左派・自由民主党は、解党的な出直しを迫られている。
17世紀末のトーリー党(現在の保守党)と2大政党を構成したホイッグ党を源流とする自由党だが、連立政権で埋没し、従来の支持者からもそっぽを向かれた。